大建工業は、拡大する猫市場に向け、カウンターや収納、飛び出し防止柵など、猫と人の快適な暮らしに対応した建材のバリエーションを拡充し、8月21日に発売すると発表した。
近年、猫カフェの増加や多くの関連グッズが発売され、「ネコノミクス」と呼ばれる造語が作られるほど大きな経済効果を生んでいる。また、猫の飼育頭数も年々増加しており、ペットフード協会の調査によると、2017年には日本国内の猫の飼育頭数が推計952万頭を数え、犬の飼育頭数を越えたという調査結果も報告されている。そこで同社では、拡大する猫市場に向け、猫に特化した製品ラインナップの拡充を行うという。
具体的には、猫が高いところや壁沿いを歩けるカウンターの「ねこルート」や、ねこルートでの移動途中の休憩場所になる「ねこボックス」などがある。他にも、猫の隠れ家やキャットウォーク機能を備えた収納、屋外への不意の飛び出しを防ぐゲートなどが新たに追加されるとのこと。なお、各アイテムは、一級建築士監修のもと、猫の習性に配慮した機能性・安全性を付与しているそうだ。
