動物のリアルを伝えるWebメディア

トレッタキャッツ、どうぶつ腎臓病センターと猫の腎泌尿器疾患に関する共同研究を開始

トレッタキャッツ、どうぶつ腎臓病センターと共同研究を開始
  • トレッタキャッツ、どうぶつ腎臓病センターと共同研究を開始

スマートねこトイレ「toletta(トレッタ)」を手がけるトレッタキャッツは、7月より、どうぶつ腎臓病センターと、猫の腎泌尿器疾患における治療評価アルゴリズム・データプラットフォーム構築について、共同研究を開始したことを発表した。

同研究では、腎泌尿器疾患を専門とし、最先端の動物医療を提供しているどうぶつ腎臓病センターのカルテデータと、tolettaが測定する尿量、尿回数、体重等のデータを結合し、腎泌尿器疾患に関する大規模なデータプラットフォームを構築していく。さらに、腎泌尿器疾患の治療評価アルゴリズムを確立し、猫がもっと健康に長生きできる社会作りを目指すという。

現在tolettaのトイレデータは、400万件にも及び、国内最大規模のデータベースとなっている。さらに、AIを活用した異常検知アルゴリズムは特許登録もされており、動物医療にも大きく貢献しているという。そこで、同研究では、病気を罹患した後の、経過観察デバイスとしてtolettaを活用し、治療の評価・標準化・質向上への取り組みを推進していくとしている。

《鈴木まゆこ》

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top