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さとふる、大阪府岸和田市「フクロウの森再生プロジェクト」のため寄付受付を開始

さとふる、大阪府岸和田市「フクロウの森再生プロジェクト」のため寄付受付を開始
  • さとふる、大阪府岸和田市「フクロウの森再生プロジェクト」のため寄付受付を開始

ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営するさとふるは、「さとふるクラウドファンディング」にて、大阪府岸和田市「フクロウの森再生プロジェクト」のため、寄付受付を8月3日より開始した。

「さとふるクラウドファンディング」は、ふるさと納税の仕組みを活用して、寄付金の使途に応じた事業を立ち上げ寄付を募る、クラウドファンディング型ふるさと納税サイト。

寄付者は「さとふるクラウドファンディング」上で具体的な寄付金の使途から寄付先を選択することができる他、自治体への応援メッセージの投稿や、集まった寄付金額を随時確認することもできる。

大阪府岸和田市は「ゆめみヶ丘岸和田」地区の約半分を自然保全(活用)エリアとし、里山の再生に取り組んでいる。以前は長期間手入れがされていなかったため、荒廃した竹林が広がるなど既存の生態系は破壊された状態だった。しかし、竹の伐採や植樹などを繰り返したことで、エリアの一部地域では、大阪府の準絶滅危惧種であるフクロウの営巣に成功するまで自然環境を回復させることができた。

フクロウが安心して子育てができる環境は、餌となる動物やその餌となる植物なども生育できる、生態系が保たれている環境と考えられる。しかし、作業は一部地域の現状維持に留まっており、整備した箇所も放置すると元の状態に戻りやすいという。

そのため、整備範囲の拡大が必要だとし、さらなる里山再生を行い、フクロウが棲み続けられる森を未来へ残すため、「さとふるクラウドファンディング」を通じて寄付を募り、「岸和田フクロウの森サポーター」を募集することにしたのだそう。

なお、寄付受付の期間は、8月3日から10月30日までで、目標金額は100万円としている。(受付期間や募集金額は、変更の可能性あり。)

《鈴木まゆこ》

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