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琵琶湖博物館、6年に渡るリニューアルが完了…10月10日グランドオープン

琵琶湖博物館、6年に渡るリニューアルが完了
  • 琵琶湖博物館、6年に渡るリニューアルが完了

琵琶湖博物館は、地域の人々とともに「湖と人間」のより良い共存関係を築いていくことを使命として、平成8年10月に開館。以来、1100万人以上の来館者を迎えてきた。その中で、平成27年度から3期6年の歳月をかけてリニューアルを実施。そのリニューアル工事がついに完了し、10月10日にグランドオープンすることが決定した。

今回のリニューアルでは、今までの水族展示に加え、ARを導入した「体感できる」丸子船の展示や、これまで骨格のみであったゾウの標本に半身を付けた迫力のある展示などが導入される。

A展示室の各コーナーでは、開館以来収集してきた多数の化石や地層の標本、過去の環境を体感できる復元ジオラマを通して、大きく変化し続けてきた琵琶湖と生き物の物語と、琵琶湖フィールドの魅力を伝えるという。

さらにB展示室では、「森」「水辺」「湖」「里」を舞台に、人は自然とどのように向き合ってきたのかを紹介。「龍」をナビゲーターとして、琵琶湖を中心とした環境史をたどっていくことで、今の私たちの暮らしにどのように繋がっているのかを伝える展示になっているのだそう。

このリニューアルによって、400万年に渡る「びわこのちから」をよりリアルに感じることができる展示へとパワーアップしたとしている。

なお、同館は現在、新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、開館時間の短縮と入館者制限を実施。来館の際は公式ホームページやツイッター(@biwahaku)にて、最新情報の確認を推奨している。

《鈴木まゆこ》

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