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日本初のファシリティドッグ「ベイリー」、天国へ

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シャイン・オン・キッズは、国内3病院に派遣するファシリティドッグの第1号として活動していたベイリーが、10月1日に息を引き取ったと発表した。

ベイリーは、小児がんや重い病気の子供達を支援するシャイン・オン・キッズが、現在国内3病院に派遣するファシリティドッグの第1号として、ハンドラーの森田優子氏とともに2010年に静岡県立こども病院で活動をスタート。2012年7月に神奈川県立こども医療センターに移り、2018年10月に引退するまで延べ2万2585人の入院中の子供達に寄り添い、励まし、笑顔にしてきた。

引退後も後任犬のアニー(メス・4歳)とともに“名誉ファシリティドッグ”として病院に顔を出し、悠々自適に横浜市の自宅で暮らしていたが、9月中旬より体調を崩し、12歳9ヶ月で天国へと旅立った。

これを受け、ベイリーと過ごしたハンドラーの森田優子氏はSNSを通じてコメントを発表した。また、ベイリーが日本で初めて活動を始めた静岡県立こども病院の坂本喜三郎院長や、2018年まで勤務していた神奈川県立こども医療センターの町田治郎総長も悲しみと感謝のコメントを述べている。

なお、シャイン・オン・キッズは、12月3日にオンラインにて追悼のイベントを行う予定としており、それに先駆け、子供達から「ベイリーありがとうのメッセージ」を動画で募集予定とのこと。詳細は追ってSNSで発表するとしている。

《鈴木まゆこ》

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