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アクアマリンふくしま、バショウカジキの展示を開始…約11年ぶり

アクアマリンふくしま、バショウカジキの展示を開始
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10月12日、アクアマリンふくしま(福島県いわき市)は2009年以来、約11年ぶりにバショウカジキの展示を開始した。展示は「潮目の海」コーナーにて実施。

同館の「潮目の海・黒潮水槽」では、外洋で回遊するカツオやマグロ類がイワシの群れを襲うなど、自然界で繰り広げられる「食う・食われる」の関係を水槽内に再現している。

そこで同館ではかねてから、大型の捕食者としてバショウカジキの展示に挑戦してきた。過去には、2008年に13日間予備飼育水槽での飼育に成功し、2009年には約2か月間の飼育展示に成功している。

バショウカジキは高速で遊泳し、体表が傷つきやすいことなどから採集・運搬・飼育が非常に難しく、世界でも他に展示例はなく、同館のみでの展示となる。今回は越前水産の全面協力により、状態の良い個体の採集が実現し、展示に至ったという。

《鈴木まゆこ》

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