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居住性と安全性を強化した新モデル「DOME3」を展示…エアバギー【インターペット愛知】

エアバギー「DOME3(ドーム3)」
  • エアバギー「DOME3(ドーム3)」
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  • エアバギー「DOME3(ドーム3)」
  • コット内には保冷剤を入れるポケットを2か所に設けられている
  • コット内には保冷剤を入れるポケットを2か所に設けられている
  • エアバギー「DOME3(ドーム3)」
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11月21・22日に愛知県常滑市で開催されたインターペット愛知では、ベビーカーの「エアバギー」を販売するGMPインターナショナルも製品展示を行った。同ブランドはペット用バギーも展開しており、愛犬家を中心に注目を集めている。

定番の「DOME」が進化、高さUPによる快適性と安全性

今年、新しくラインナップに加わったのが「DOME3(ドーム3)」シリーズ。コットの天井が高くなったことで、ペットの居住空間がおよそ20%広がり快適性の向上が図られている。「DOME2」との比較では、ラージサイズ(DOME2ではMサイズに相当)で9センチ、レギュラーサイズ(同、SMサイズ)で6センチそれぞれ高さが増している。ペットにとってゆったり感が増すだけでなく、ルーフを空けている状態においては不意の飛び出し防止につながりそうで、安心感も高まった印象を受けた。

改良されたルーフ機構

またドーム3ではルーフの開閉を前後どちらからでもできるシステムに改められた。これまでのドーム2では中央部から開く形だったため、開口部を完全に開き切った状態にするにはベルトで固定する必要があった。これは「セミクローズド方式」によって飛び出しを防ぐ目的もあったが、ドーム3ではコットの高さを上げることで安全性を確保しつつ、最大で180度まで開けることができるようになった。なお、このルーフはマグネット内臓のストラップによって脱着も簡単に行うことができる。

カラーは9種類

色のラインナップは大幅に拡充された。定番の黒やグレイ、迷彩柄やデニムカラーのほか、ポップな色使いのモデルが追加され9パターンから好みのカラーを選ぶことができる。GMPインターナショナルによれば、ニンジン色の「キャロット」、柔らかな黄色の「チェダー」、パステルグリーンの「クローバー」などが人気だそうだ。

ドーム2の良さは踏襲

そのほか、飼い主側が大型化されているメッシュウィンドーや紫外線を防ぐUV加工などはドーム2の良さを引き継いでいる。また、コット内には保冷剤を入れるポケットを2か所に設け、夏の暑さ対策を施すなど飼い主には嬉しい配慮がされている。なお、ドーム3はコットだけを購入することもできる。

「押し心地」の良さと安全性の高さが特徴

赤ちゃん用で評価の高いエアバギーの売りである乗り心地の良さには、タイヤが大きく貢献しているそうだ。自転車や車などと同様、中に空気を入れるタイプなため衝撃を吸収してペットに伝わる振動を和らげる。また、前1・後ろ2という三輪構造と径の大きなタイヤによって、砂や砂利などに「足を取られる」ことなくスムーズに押し進めることができる。頑丈な金属製のフレームも、連結部分を溶接でとめるなど安全性と安定性を重視した設計が施されている。

電車に持ち込む場合やクルマのトランクに持ち上げて積み込む際には、約12キロ(コットやアダプターを含む)の重さを感じる場面もありそうだ。一方で、安定感の高い「押し心地」の良さによって、通常の使用時にはほとんど力が要らない印象を受ける。このあたりは、ベビー用バギーの開発で培ったノウハウが応用されているようだ。

乗り心地の良さだけでなく、「赤ちゃんを乗せて長い時間歩くので、『押し心地』を良くすることがお母さんの疲労を軽減するために大切」(同社)とのことだ。

リュックとキャリーも新製品を展示

リュックスタイルに加え、前掛け、斜め掛けと3通りに使える「3ウェイバックパックキャリー」の幅広バージョンは、これまで黒一色だったものに明るい「クールグレイ」が追加された。別売りのベルトを使用すれば、チャイルドシートなどと同様に「ISO-FIX」の金具に繋いでシートに固定できるため、クルマでのお出かけ時にも安心だ。

4輪キャリータイプで、特に体重のある中型犬の移動に便利な「AIRBUGGY FITT(エアバギーフィット)」は、床面の角度が変えられるため斜めにして運ぶ場合もペットが地面と水平な姿勢を保てる「FLAT & GO」機能を備えている。

《石川徹》

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