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『猫が食べると危ない食品・植物・家の中の物図鑑』、ねこねっこより刊行…3月12日

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多発する事故の防止に役立つ『猫が食べると危ない食品・植物・家の中の物図鑑』、ねこねっこより刊行
  • 多発する事故の防止に役立つ『猫が食べると危ない食品・植物・家の中の物図鑑』、ねこねっこより刊行
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猫の本専門出版 ねこねっこは、猫が食べると胃腸障害や腸閉塞、中毒を起こしやすい危険な物を解説した実用書『猫が食べると危ない食品・植物・家の中の物図鑑 ~誤食と中毒からあなたの猫を守るために』を3月12日に刊行する。

同書は、猫だからこその「誤食・中毒」に対応した、初めて猫を飼う人向けの本となっている。家の中で最も起きやすく、猫が命を落とすこともある「誤食」の事故。猫の代表的な手術・入院理由でもあり、全身麻酔による治療が必要になれば、猫の体に負担がかかるほか、高額な医療費もかかる。

また、猫にとって有害となる成分を含み「中毒」の原因となる物は、とても身近な食品や植物、化学製品などで、犬では大きな問題にならなくても、猫では重篤な症状を起こす成分を含む物もある。

人の暮らしの変化に合わせて、猫がうっかり口にしてしまう物も変わってきた。そこで同書では、「今の日本の猫の暮らし」に沿った誤食・中毒を起こしやすい「食品」「植物」「家の中」の物を紹介し、事故の予防・対応を解説。

コロナ禍の現在、猫がマスクの紐を食べてしまったり、丸ごと食べて腸閉塞になるなど、マスクの誤食の報告が相次いでいるという。「消毒液を付けた手を猫がなめるので心配」「殺菌効果のあるティーツリーは大丈夫?」など、コロナ禍だからこそ飼い主の不安が高まっている中毒についても解説されている。

監修は、猫専門医の服部幸氏(「東京猫医療センター」院長)。治せない病がある一方で、誤食・中毒は飼い主が防いであげることができる。そのため、この1冊で猫の命を事故から守る知識を得て、暮らしの安心・安全に役立てて欲しいとしている。

誤食・中毒を予防する最も有効な方法は、飼い主が「どんな物が、なぜ猫にとって危険となるのか?」を正しく知り、猫が勝手に食べないように遠ざけること。

そのため同書では、国内外の事故調査や研究報告を広く収集しながら、紹介する品目ごとに警戒目安として「危険度(1~3段階)」を決め、わかりやすく紹介。全て写真付きのため、たとえ名前がわからない植物であっても、見た目から判断することができる。

《鈴木まゆこ》

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