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日本介助犬協会、オンラインでの入所式を初開催…9頭が訓練センターに

日本介助犬協会、オンラインでの入所式を初開催
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日本介助犬協会は、介助犬の卵であるパピー(仔犬)の入所式を初めてオンラインにて開催した。

肢体不自由者の生活を「落としたものを拾う」「携帯電話を探して持ってくる」など、それぞれのニーズに合わせてサポートする介助犬。その介助犬の卵にあたるパピー(仔犬)たち9頭が、この度介助犬総合訓練センターに入所した。

パピーたちは2ヶ月齢まで母犬と一緒に繁殖犬ボランティア宅で過ごした後、1歳齢までは1頭ずつパピーホームボランティアに預けられ、それぞれ愛情いっぱい育てられる。そして1歳で訓練センターに戻り、介助犬としての評価および訓練が本格的に始まる。

通常は、訓練センターで一堂に会して「入所式」という形で執り行われるが、今回の入所式は緊急事態宣言発令中により、初めてオンラインで開催された。

入所式には9組のパピーホームボランティアの家族、そして繁殖犬を飼育するボランティア家族も参加し、今回入所するパピーたちの紹介を行う動画などが映し出されたほか、パピーたちを育てたパピーホームボランティア家族宛の感謝状がセンター長の水上氏から読み上げられた。

この「オンライン入所式」の後、1頭ずつボランティア家族に連れられ、実際に介助犬総合訓練センターに「入所」。パピーたちの新たな生活が始まる。

《鈴木まゆこ》

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