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小鳥用フォージングアイテム、テーマは「環境エンリッチメント」…三晃商会【インターペット2021】

2021春の小鳥用アイテム
  • 2021春の小鳥用アイテム
  • ルームアスレチック 水浴びプール
  • 環境エンリッチメントについての記載も
  • フォージングトイ
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  • ガラス製の飼育ゲージ シャイニー45 ベーシック

新型コロナウイルス感染症に関する首都圏の緊急事態宣言が解除となり、「インターペット2021」はリアルイベントとして東京ビッグサイトにて開催された。検温や消毒等の感染症対策に加え、混雑回避を目的に通路を広く確保したこともあり、例年比で出展者数は減少。小鳥のペット用品を扱う出展者は、三晃商会に限られた。

2021年春の目玉の一つは、ガラス製の飼育ケージ「シャイニー45 ベーシック」。金属ワイヤー製ケージに比べて保温性に優れ、樹脂パネル製ケージよりもクリアに愛鳥を眺めることができ、小型インコやヒナ等の生育に適している。正面にはロック付きの両開き扉が付けられ、天部には通気性の良いワイヤーパネルが設置されている。ケージ下部がベーストレイとして着脱可能で、敷き材の交換等ケージの手入れも容易に行える。ケージ内部にとまり木を追加するホイールジョイントも合わせて販売が開始された。シャイニー45は小鳥のほか、ホイールやパイプ等を設置しハムスターの飼育にも対応している。

また、ブースには環境エンリッチメントを考慮した放鳥タイムに使えるアスレチックが展示された。「ルームアスレチック」と名付けられたこのシリーズは、放鳥時の一時休憩場所として部屋の好きな所に吊るすことが出来る。アスレチック中央のカップにおやつを入れておくことで、インコ達のフォージングを刺激することができる。フォージングとは「採餌」の訳であり、本来野生下で行うエサ探しを飼育下でも発揮してもらおうという本来の暮らしを重視する環境エンリッチメントに則ったものだ。ルームアスレチックは「いかだ」や「うきわ」、「サーフボード」の3タイプを用意。他にも放鳥時に小鳥達が水遊びをするプールもルームアスレチックとして登場した。小鳥の形をしたプールのしっぽ部分にはおやつを入れることができ、小鳥達がプールに慣れるまでは放鳥時のおやつ入れとして利用すると良いとのこと。

同社は、おやつを入れて採餌を促すフォージングトイも販売。安全な紙製・ラタン製のおもちゃのほか、小さな取っ手が付いた引き出し式のおやつ箱や大きさの異なる穴が開けられたボールなどをラインナップしている。

《滑川寛》

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