動物のリアルを伝えるWebメディア

すみだ水族館、企画展「カタチとくらし」を開催…7月18日まで

すみだ水族館、企画展「カタチとくらし」を開催
  • すみだ水族館、企画展「カタチとくらし」を開催
  • すみだ水族館、企画展「カタチとくらし」を開催
  • すみだ水族館、企画展「カタチとくらし」を開催
  • すみだ水族館、企画展「カタチとくらし」を開催

すみだ水族館(東京都墨田区)は、4月16日から7月18日までの期間、生き物の「カタチ(姿)」と「くらし(棲み処)」をデザインし展示する企画展「カタチとくらし」を開催する。

同企画展には、大きな水槽の中では気がつきにくい、小さな生き物たちの「カタチ(姿)」と「くらし(棲み処)」の関係性を表現し、生き物のことをより知ることで、生き物をより身近に感じてもらいたいという思いが込められているという。

ミスジリュウキュウスズメダイやビッグベリーシーホースなど、個性豊かで小さな生き物たちを、飼育スタッフが監修した6つの水槽で展示。生き物の体の形や色、模様は、住んでいる場所やその習性などに基づいている。生き物たちの「カタチ」の由来がわかる「くらし」の特徴を、「ぐるぐるの家」「だんだんの家」などテーマを設けた独創的なデザインで表現している。

例えば、海の浅瀬などで暮らすナベカは、フジツボやオオヘビガイの貝殻などを巣穴にする習性があり、小さな穴にも後ろ向きのまま収まる。そのナベカの習性や特徴をわかりやすく観れるようデザインされたのが「あなあなの家」だ。

丘のようなデザインは、危険が迫るとすぐに穴に入れるよう、お腹を地面につけながら泳ぐナベカたちが移動しやすい設計になっている。また、細長い体にぴったりとフィットする穴を好むため、大小様々な大きさの穴が用意されている。海や川に暮らしている生き物たちの「カタチ」が、彼らの「くらし」にどのように由来しているのか、想像を巡らせながら観ることができる。

■展示概要
・展示期間:4月16日~7月18日
・展示場所:6階 テラススペース
・展示内容:
 1.「しましまの家」×ミスジリュウキュウスズメダイ
 2.「とげとげの家」×ヘコアユ
 3.「あなあなの家」×ナベカ
 4.「だんだんの家」×スザクサラサエビ
 5.「ぐるぐるの家」×ビッグベリーシーホース
 6.「にょきにょきの家」×クダゴンベ

《鈴木まゆこ》

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top