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写真&カメラの幅広い楽しみ方を提案…富士フイルム【アウトドアドッグフェスタin八ヶ岳】

富士フイルムブース(アウトドアドッグフェスタin八ヶ岳2021)
  • 富士フイルムブース(アウトドアドッグフェスタin八ヶ岳2021)
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八ヶ岳のふもと、長野県の富士見ヶ丘高原で開催された第7回「アウトドアドッグフェスタ」には、60社を超える企業が出展した。フードやおやつ、雑貨類などペット関連企業が中心だったのは他のイベントと同様だが、中には他業種からの参加もある。

ペット関連のイベントに初参加したのが富士フイルム。昨今、インスタグラムなどSNSの普及によって、写真を撮る愛犬家が増えている。スマートフォン(スマホ)のカメラ機能が進化したことで、誰でも手軽に「映える」写真が撮れるようになった。そんな中、カメラ機材や写真プリント用紙などで知られる同社は、もっと幅広い写真の楽しみ方を愛犬家に知ってほしいと、今回の出展を決めた。

目玉企画は「親バカ頂上決戦」

ブースでは、「親バカ頂上決戦」と名付けられた企画が人気を博していた。同社のウェブサイトでは、ユーザーが自分で撮影した写真を使ってマグカップやクッション、スマホケースなどの「フォトグッズ」を制作・購入できる。頂上決戦参加者は、このサービスを利用して「親バカTシャツ」を事前に作成。そのTシャツを着用してブースを訪問し、Tシャツの親バカ度を競うというユニークなコンテストだった。

「世界で一番カワイイ我が家の愛犬をTシャツにして"親バカ"を丸出しにする」のがコンセプトのこの企画。大賞の「超親バカ賞」は、同社のスタッフによって親バカの頂点と判定された作品に授与された。そのほか、「親バカ賞」3作品と「ちょい親バカ賞」5作品が選ばれ、写真プリント100枚やフォトグッズの無料クーポンなどがプレゼントされた。

ウェブサービスで注文できるトートバッグやカレンダーなど、Tシャツ以外のグッズも展示されており、仕上がりや素材感を確認することができた。富士フイルムが手掛けているだけあって、写真の印刷クオリティは十分。お散歩用のバッグや毎朝使うマグカップを、愛犬の写真入りにするのは楽しそうだ。SNSに投稿する以外にも、写真の楽しみ方は色々あることに改めて気づかされる企画だった。

スマホではできない表現

同社はカメラの開発・製造も行っている。ブースには、コンパクトなものからプロ用の高性能モデルまで、カメラと交換レンズも展示されていた。最近では、カメラよりもスマホで手軽に写真を撮ることが多いが、カメラでなければできない楽しみ方も多いそうだ。

「スマホでも写真は撮れますが、"もっと可愛く撮りたい"という飼い主さんは多いと思います。ワンちゃんの場合、色は1頭1頭違います。また、単色でも(体の場所ごとに)色合いに変化があります。微妙な色のグラデーションなどを含め、その子ならではの魅力はカメラでないと表現しきれない世界があります」と、カメラの表現力の高さについて担当者が語ってくれた。

いわゆる「飛行犬」など、愛犬の動きを切り取るような撮影もスマホでなくカメラの出番だろう。そのほか、「レンズを替えることで、色々な表現ができることも知ってほしい」とのことだった。同社は、写真を撮ることと、撮った後の楽しみ方を広げていくような提案を行っていきたいそうだ。

《石川徹》

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