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栃木県宇都宮市×さとふる、猫の殺処分ゼロを目指し子猫を譲渡につなげるためのクラウドファンディングを開始

栃木県宇都宮市とさとふる、猫の殺処分ゼロを目指し離乳前の子猫を新たな飼い主への譲渡につなげるためのクラウドファンディングを開始
  • 栃木県宇都宮市とさとふる、猫の殺処分ゼロを目指し離乳前の子猫を新たな飼い主への譲渡につなげるためのクラウドファンディングを開始

栃木県宇都宮市とふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営するさとふるは、宇都宮市内の猫の殺処分ゼロを目指し、離乳前の子猫の診断・治療を行い健康な状態で新たな飼い主への譲渡につなげるため、11月1日より「さとふるクラウドファンディング」にて寄付受け付けを開始した。

宇都宮市は、人と動物が共生する社会を実現させるため、宇都宮市内の猫の殺処分ゼロを目指している。栃木県獣医師会では、処分される猫の多くが、飼い主不明の離乳前の子猫であることから、宇都宮市が収容した離乳前の子猫を市内の動物病院で預かり、病気の診断・治療を行った上で、健康維持や体力確保のために一時飼養し、宇都宮市に返還。その後、新しい飼い主へ譲渡している。

この活動を推進するため、「さとふるクラウドファンディング」を通じて寄付募集を開始した。集まった寄付金は、宇都宮市内の動物病院で行う子猫のウイルス疾患などの検査費用や、飼養期間のキャットフード代などの飼育管理費に活用される。

なお、「さとふるクラウドファンディング」は、ふるさと納税の仕組みを活用して、寄付金の使途に応じた事業を立ち上げ寄付を募る、クラウドファンディング型ふるさと納税サイトである。寄付者は「さとふるクラウドファンディング」上で具体的な寄付金の使途から寄付先を選択することができる他、自治体への応援メッセージの投稿や集まった寄付金額を随時確認することもできる。

■事業概要
・受付期間:2021年11月1日~2022年1月31日
・目標寄付額:260万円

《鈴木まゆこ》

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