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双子パンダ・シャオシャオとレイレイ、木登りしたりチップで遊んだり元気いっぱい…上野動物園

上野動物園のジャイアントパンダ・シャオシャオ(194日齢)
  • 上野動物園のジャイアントパンダ・シャオシャオ(194日齢)
  • 上野動物園のジャイアントパンダ・レイレイ(194日齢)
  • 上野動物園のジャイアントパンダ・シンシンと双子(左:レイレイ、中央:シャオシャオ、ともに 194 日齢)

上野動物園(東京都台東区)は、昨年6月に誕生した双子のジャイアントパンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」、その母「シンシン」に対し、公開に向けた観覧練習を開始した。

双子は2頭とも変わらず健康状態良好で、体重も順調に増加。現在は、室内に設置されている木に登ったり、プールに敷き詰められたバークチップ(松などの樹皮を砕いたもの)で遊んだりと、起きている間は活発に動き回っているそうだ。また、人の声や物音に慣れさせる目的で、日中にラジオを流す訓練も続けられている。

母親のシンシンも健康状態に問題はなく、餌もしっかりと食べているという。12月18日より、公開に向けた準備としてシャオシャオ、レイレイと一緒に室内展示室と寝室を出入り自由にして飼育しているが、採食や休息はしっかり取れており、子どもたちとのじゃれ合いや授乳も見られるなど落ち着いて過ごしている。

新しい環境に慣れてきたため、12月29日より園内スタッフによる観覧練習を開始。3頭ともスタッフを気にするそぶりは見せなかったとのことで、今後も母子の様子を見ながら非公開での練習を慎重に続けていく予定だとしている。

なお、同園は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、1月11日より臨時休園することが決定。母子の公開は、1月12日から14日の当選者に向けてのみ行われる。観覧抽選サイトのサービスは現在休止しており、再開園が決まり次第改めて告知するとのこと。

《鈴木まゆこ》

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