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上野動物園のパンダ親子が動かして遊べるフィギュアに、売上の一部を寄付…タカラトミー

「アニア ジャイアントパンダ(上野動物園オリジナルモデル)」
  • 「アニア ジャイアントパンダ(上野動物園オリジナルモデル)」
  • 「アニア ジャイアントパンダ(上野動物園オリジナルモデル)」(シンシン)
  • 「アニア ジャイアントパンダ(上野動物園オリジナルモデル)」レイレイ、シャオシャオ
  • 「アニア ジャイアントパンダ(上野動物園オリジナルモデル)」
  • 動物園カード2枚付き
  • シンシン(実物)
  • シンシン(実物)
  • レイレイ、シャオシャオ(実物)

タカラトミーは、ギミック付き動物フィギュア「アニア」の新商品として、上野動物園飼育展示課監修の「アニア ジャイアントパンダ(上野動物園オリジナルモデル)」を発売した。

アニアは2013年から販売されている、動かして遊べる手のひらサイズのギミック付動物フィギュアシリーズ。「動物の特徴や種類を知りたい」という子どもの知的好奇心を刺激する“立体動物図鑑”として親子で一緒に楽しめる商品だ。また、目の不自由な子供たちも楽しく遊べるおもちゃ「共遊玩具」として「盲導犬マーク」の認定を受けている。

同商品は、上野動物園のジャイアントパンダ「シンシン(真真)」と、その子どもの「シャオシャオ(暁暁)」「レイレイ(蕾蕾)」をアニア化したもの。昨年、動物園の休園や入園者の制限などの状況下で、双子のジャイアントパンダの成長ぶりを楽しみにしている多くの人へ向けて、魅力を届ける企画ができないかという思いから開発が始まった。動物園オリジナルモデルの商品化、さらに愛称のある動物の商品化はアニア初となる。

シンシンは鼻が大きくほんのりハート形で、口角が上がっているのが特徴。体の白黒部分や汚れの表現、足の裏の肉球や毛色、外からでも目立つ足のツメなど、実物に近くなるよう細かいところまで再現している。

また、双子のシャオシャオ、レイレイの体は、少し赤みの強いベージュ色の毛色で、シンシンと同様、足のツメも再現。シャオシャオ、レイレイは、足のかかとの内側に白い毛があるため、かかとを白くした。目の周りの黒い部分は二頭に目立つ差はないが、位置と角度によって顔の違いを表現している。シャオシャオの背中には個体識別のための緑のラインを入れており、そのラインも実物に近いリアルな様子にこだわった。

同商品は上野動物園内2箇所のギフトショップおよび同協会公式オンラインショップ Tokyo Zoo Shopにて発売。価格は2200円(税込)で、売り上げの一部は、ジャイアントパンダ保護サポート基金「SAVE the PANDA」に寄付される。

また、園内ギフトショップでは同商品のジオラマ展示を実施。今後もアニアは、全国の動物園や水族館、博物館などとのコラボレーションにより、さまざまな生き物の魅力を届けられるような商品展開を目指していくという。

《山本真美》

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