GISupplyは、放牧牛管理システム「うしみる」の販売を6月15日から開始した。
同システムは、少ない消費電力で広いエリアをカバーできるLoRa通信を利用しており、遠隔で放牧牛の監視ができるようになっている。そのため、放牧で懸念される脱走牛を早期に検知したり、崖からの落下など予期せぬ事故の防止にも役立てることが可能だという。
また、個々の牛の位置情報を地図上にリアルタイムで表示することにより、牛群の移動管理が簡単にできるため、移動に大きな労力が必要となる輪換放牧の移動も容易にできるとのこと。さらに、しばらく動かない牛にアラート設定をすることで、傷病兆候を早めに発見することも可能だ。
今後は、発情周期・活動量の変化から発情検知をアシストする機能も追加予定としており、様々な場面で役立つシステムになっている。