愛知県みよし市とさとふるは、寄付金の使途に応じて事業を立ち上げ寄付を募る「さとふるクラウドファンディング」にて、飼い主のいない地域ねこの避妊去勢手術支援を継続するため、4月1日より寄付受け付けを開始した。
さとふるクラウドファンディングは、ふるさと納税の仕組みを活用して、寄付金の使途に応じた事業を立ち上げ寄付を募る、クラウドファンディング型ふるさと納税サイト。寄付者は同クラウドファンディング上で具体的な寄付金の使途から寄付先を選択することができるほか、自治体への応援メッセージの投稿や集まった寄付金額を随時確認することもできる。
愛知県みよし市には、地域に住み着きその地域の同意と一定のルールの下で適切に管理される、特定の飼い主がいない「地域ねこ」が多く暮らしている。その地域ねこの鳴き声や糞尿により地域の環境美化が損なわれ、地域トラブルになるなどの事案が発生。交通事故などで命を落とすことや、殺処分の可能性もあることから、みよし市では猫の不必要な繁殖を防ぐため、避妊去勢手術を伴う地域ねこ活動を支援している。
しかし、限られた財源の中で補助を行える件数には限界があり、予算の都合により補助が行えず手術を延期することもある。そこでみよし市は同クラウドファンディングを通じて寄付を募集し、財源に加えて活用することで地域ねこ活動のさらなる支援を行う。目標寄付額は100万円。受付期間は2023年3月31日まで（受付期間や募集金額は、変更の可能性あり）。
