「アクアマリンふくしま」の愛称で親しまれている、ふくしま海洋科学館(福島県いわき市)には、海洋生物だけでなく、哺乳類も展示されており、その様子をTwitterにて配信している。
中でも話題となっているのが、フェネックだという。フェネックは、北アフリカからアラビア半島の乾燥地帯に分布するキツネの仲間で、砂漠に巣穴を掘り小さな群れをつくって生活をしているため、砂を掘るという仕草がよく見られる。時には、フェネックが掘った穴を飼育員が埋め、その後ろから再度フェネックが穴を掘り…と埋めた先から穴を掘るというイタチごっこになることもあるのだそう。
同館には、3匹のフェネックがいるが、「マルクル」が一番人懐っこく、彼だけがお腹を見せて甘えた表情をするのだという。
「マルクル」は2015年7月8日生まれのオスのフェネックで、メスの「ソフィ」との間に2匹の子供がいるパパフェネック。甘えた表情だけでなく、前述の穴を掘る姿や、のびをする姿、食事中の邪悪な表情など、様々な仕草・表情を見ることができ、話題となっている。
■アクアマリンふくしまのTwitter(@aquamarinestaff)子ども体験館で展示しているフェネック。「マルちゃ~ん」と声高めにして名前を呼ぶと、目の前でころんっと転がって「撫でて」と言っているかのような表情で甘えることがあります。オスのマルクルだけがこの状態になります、ほかの子はこうはなりません… #アクアマリンふくしま #フェネック pic.twitter.com/mFM09JLLID
— アクアマリンふくしま (@aquamarinestaff) April 26, 2019