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ラングレス、イヌの心拍状態を活用した法人向けマーケティング支援サービスを開始

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愛犬の心を読みとくデバイス「イヌパシー」を開発・販売するラングレスは、特定環境下におけるイヌの心拍状態(心拍数・自律神経推移)を活用したマーケティング支援サービスを開始すると発表した。

ペット事業関係者および新規でペット事業に参入する事業会社を対象に、同社のセンサー技術やアルゴリズムを用いて、「世界のあり方を生き物と共に決めていく未来」の実現を目指すという。

同社は、生体情報の解析技術によってリアルタイムに心の動きを可視化し、言葉以外の新しいコミュニケーション方法を生み出すことを目指している。

毛皮の処置なしに心拍・心音を取得することができる同社のセンサーは、ノイズに極めて強く、体内の音声から心音のみを拾うことができる特殊性を持っている。また、取得した心拍情報を元に構築したアルゴリズムによって、対象の状態を可視化することが可能だという。

動物の研究においては、バイタルデータの取得に大きな課題があるため、現状の製品開発では十分な定性・定量評価ができていないのだそう。そのため、2018年にイヌパシーを製品化・販売して以降、多数の事業会社からマーケティングデータとしての活用について声かけがあったという。

イヌパシーを活用することによって、既存製品の差別化および新規製品の開発を加速していくために、今回「イヌの心拍状態を活用したマーケティング支援サービス」を開始するという。

同サービスは、イヌパシーを通して取得できる犬の心拍情報を法人向けにライセンス提供し、マーケティング戦略の立案をサポートする。各社は必要数のイヌパシーを購入し、効果的にデータを取得するための計測環境の設計やアルゴリズムの構築、解析データを踏まえたレポーティングなどを受けることができる。

《鈴木まゆこ》

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