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デビアスとナショナル ジオグラフィック、アフリカの自然を保護するためパートナーシップを締結

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デビアスとナショナル ジオグラフィック、自然の驚異を保護するためパートナーシップを締結
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ダイヤモンドブランド「デビアス フォーエバーマーク」などを展開するデビアスとナショナル ジオグラフィックは8月25日、パートナーシップ「オカバンゴ エターナル」の締結を発表した。

このパートナーシップは、アフリカで最も深刻な自然保護問題の1つであるオカバンゴ・デルタの原水と、これによって支えられる生命や暮らしの保護を目的としている。 アフリカの絶滅危惧種の保護や100万人以上を支える水と食料の確保のほか、1万人の経済的機会の創出に寄与する。

この5年間のパートナーシップは、地域が長期的に回復していくために今後数年間で不可欠な投資だという。 同パートナーシップでは、オカバンゴ全域の地域社会と密接に連携し、生態学的な問題を解決しながら、地域社会に経済的機会も提供できるよう努めていく。

アンゴラ南部、ナミビア東部、ボツワナ北部にまたがるオカバンゴ盆地は、オカバンゴ・デルタの主要な水の供給源である。 ボツワナ北部に位置するオカバンゴ・デルタは、アフリカで最も重要な生態系の1つだ。他に類を見ない生物多様性が育まれ、ライオン、チーター、ワイルドドッグ、数百種の鳥など多様な野生動物が生息するほか、ゾウの個体数は世界最大を誇る。

アンゴラの高原地帯に降った雨は、ナミビアを通って、ボツワナに流れ込む。オカバンゴ・デルタの健全性は、この水源地であるアンゴラの湖や川に依存している。デルタ自体は保護されているが、デルタに水をもたらすオカバンゴ盆地の現状は異なり、気候変動、森林伐採、河川上流地域における商業的農業の影響により、この重要な水のライフラインは危険にさらされている。

「ナショナル ジオグラフィック オカバンゴ ウィルダネス プロジェクト」は2015年より、オカバンゴ盆地の永続的で持続可能な保護に取り組んでいる。このナショナル ジオグラフィックの取り組みに、今回デビアスが加わった。デビアスは50年以上に渡り、サステナブルな未来を築くための取り組み「Building Forever(永遠を築く)」の一環として、ボツワナの人々とともに、教育、医療、生活水準の向上、野生生物保護を推進してきた。

デビアスは今後5年間に渡り、すでに進行中のプロジェクトを拡大し加速するための支援、ノウハウ、そして資金を提供し、ナショナル ジオグラフィックとの協力の下、オカバンゴ盆地の保全、そして自然と調和するサステナブルな生活のために尽力していくという。自然界の保護に加え、ボツワナ、ナミビア、およびアンゴラの地域社会の支援にも注力するとしている。

《鈴木まゆこ》

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