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HANA・BIYORIにて初めてのコツメカワウソの赤ちゃんが誕生

HANA・BIYORI(はなびより)にて初めてのコツメカワウソの赤ちゃんが誕生
  • HANA・BIYORI(はなびより)にて初めてのコツメカワウソの赤ちゃんが誕生
  • 子育ての様子(12月17日撮影)
  • 子育ての様子(生後間もないころ)
  • HANA・BIYORIで開園当初から暮らすコツメカワウソたち
  • 同園スタップの多田佳奈世氏は、「赤ちゃん誕生はスタッフも初めての経験だったので、最初は心配で仕方がありませんでした。母親のちゃちゃがしっかりと面倒を見て、父親のはなびも協力的に子育てをしており、赤ちゃんのこれからの成長が楽しみです」とコメントしている
  • 京急油壺マリンパークから迎え入れた、コツメカワウソの健
  • 京急油壺マリンパークから迎え入れた、カリフォルニアアシカのナギ

よみうりランドが運営する新感覚フラワーパーク「HANA・BIYORI(はなびより)」(東京都稲城市)にて、11月11日に、コツメカワウソの「ちゃちゃ」(メス)と「はなび」(オス)に初めての赤ちゃんが誕生した。同園でコツメカワウソの赤ちゃんが誕生するのは初となる。

同園では、昨年3月の開園当初から4匹のコツメカワウソが暮らしており、その愛らしい姿やしぐさで来園者の人気を集めている。そこに今回、新たな仲間が加わった。夫婦は初めての子育てに懸命に励んでおり、赤ちゃん3匹がすくすくと育っているという。赤ちゃんたちは日に日に大きくなり、現在では歯が生え始め、目も開き始めているそうだ。

現在赤ちゃんの公開は行っておらず、日程が決まり次第発表するとしている。今後は赤ちゃんや家族の様子をハッシュタグ「#かわうそびよりの赤ちゃん成長記録」を付けて、Instagram(@yomiuriland_animal)やTwitter(@yomiuriland_ani)で発信していくという。

また同園では、京急油壺マリンパーク(神奈川県三浦市)の閉館にともない、カリフォルニアアシカ1頭とコツメカワウソ1匹を迎え入れた。カリフォルニアアシカの「ナギ」は、引っ越しした当初は大人しく、周囲を気にするなど臆病な一面を見せていたという。しかし、環境に慣れてくると積極的になり、大好きな魚をもらおうとスタッフに猛アピールするようになったそうだ。また、気になるアシカが近くに来るとかまってほしそうに鳴いてアピールすることもあり、常に全力で一生懸命な性格とのこと。今後はよみうりランド遊園地内で飼育される。

コツメカワウソの「健」は、同園に到着するまで麻袋に隠れたまま出てこなかったが、到着後は他のカワウソの声に反応して、初めて顔を出したそうだ。色々なことに敏感に反応し、引っ越し直後はすぐに麻袋へ隠れてしまっていたが、3日目にはスタッフにも慣れ、餌の準備をし始めると大きな声でアピールするようになった。現在では屋外の広場にも出ており、来園者の前でも臆することなく遊びに没頭するなど、すでに人気者になっているという。

■コツメカワウソの赤ちゃん概要
・誕生日:2021年11月11日 5匹誕生(うち2匹は死亡)
・性別:オス2匹、メス1匹(人工哺育中)
・名前:未定
・体重:出生時/12月14日現在
1.オス63.6g/386.0g
2.オス65.8g/381.5g
3.メス68.4g/434.0g

《鈴木まゆこ》

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