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Honda フリード+で愛犬とデイキャンプ…収納力たっぷりのコンパクトミニバン&ペット用アイテムの実力は?

Honda フリード+でわんことキャンプ
  • Honda フリード+でわんことキャンプ
  • コンパクトで取り回しのしやすいフリード+
  • フェンスに囲まれたキャンプサイトでのびのび
  • Honda フリード+でわんことキャンプ
  • Honda フリード+
  • 安全運転支援システム「Honda SENSING」が採用されているフリード+。車線の真ん中を走るように支援する「車線維持支援システム」や高速道路で前車との距離を一定に保つ「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」などは、運転の疲労軽減にも役立つだろう
  • Honda フリード+で房総半島のキャンプ場へ
  • Honda フリード+

春本番の暖かさを感じられる今日この頃。爽やかな陽ざしを受けて、散歩するわんこたちの足取りも楽しげに見える。そんな、わんこも人間もワクワクする季節、愛犬たちとドライブに出かけた。向かったのは千葉県の房総半島。首都高速道路から東京湾アクアラインに入ると、水面に反射する春の日差しがまぶしい。館山自動車道を走り、富津金谷ICを出ると10分ほどで目的地に到着した。

コンパクトで取り回しのしやすいフリード+コンパクトで取り回しのしやすいフリード+

この日は、日帰りのデイキャンプ。ドッグランサイトがある「富津金谷オートキャンプヒルズ」で、愛犬たちと一日をのびのびと過ごすのが目的だ。都内からはクルマで約1時間半。東京湾フェリーの着く金谷港からも2km弱の距離にあり、横須賀方面からのアクセスも良い。

“ちょうどいい” Honda フリード+

ドライブの相棒は、Hondaのコンパクトミニバン『フリード+(プラス)』。小ぶりなボディで取り回しが良い一方、車内は広く、かさばるキャンプ用品も難なく積むことができた。タープやクーラーボックス、折り畳み椅子に加え、テーブルやベンチ、焚火台など比較的大きめの荷物を載せても余裕は十分。日帰りの今回はテントを持って行かなかったが、泊まりのキャンプでも荷室のスペースには余裕がありそうだ。天井が高く、床が低いので積み下ろしも楽にできる。

フリード+のラゲッジルーム。ベンチやテーブルなど大きめの荷物も収納できるフリード+のラゲッジルーム。ベンチやテーブルなど大きめの荷物も収納できる

このクルマ、シートも様々なアレンジが可能でアウトドア好きには良いパートナーになる。スキー板やサーフボードなどの長いアイテムはもちろん、高さのある自転車も折り畳まずに積み込める。座席を全てアレンジし「おやすみモード」にすれば広々としたスペースが確保できるため、大人2人で車中泊も可能だ。

日常使いに “ちょうどいい”サイズのフリード+だが、広い室内空間と多彩なシートアレンジで遠出にも便利な使い勝手の良さが魅力だ。愛犬とのドライブでは、ウェットティッシュやおやつ入れ、水飲み器、クレートやスリングバッグなど意外に荷物が多い。どうしても散らかりがちだが、このクルマにはトレーやポケット、フックなどが車内の様々な場所に設けられているのが便利だった。

リラックスして過ごせるキャンプスポット

このキャンプ場には合計14のドッグランサイトがあり、すべて150平米以上の広さがある。1区画ごとにしっかりとしたフェンスで区切られおり、プライベート感も十分。筆者の愛犬は、見知らぬ人に吠えたり他の犬を怖がったりすることが多いため、こうした気遣いはありがたい。目を離した隙に脱走する心配もなく、飼い主も犬たちもリラックスして過ごすことができる。

フェンスに囲まれたキャンプサイトでのびのびフェンスに囲まれたキャンプサイトでのびのび

なお、ここはグループでの利用や、音楽を流すことは禁止されている。夜の灯りも最小限にとどめ、自然を満喫できる環境づくりに努めているという。南房総の山と海に囲まれて、愛犬と一緒に思い出作りをするにはうってつけのスポットと言えるだろう。

安心安全なソフトケージがリニューアル「ペットシートプラスわん2」

比較的短時間のドライブでも、愛犬たちの安全が最優先。そこで、「Honda Dog」のドライブグッズを使った。Honda Dogは、Honda車用純正アクセサリーを開発するメーカーであるホンダアクセスが企画から販売までを手掛けるペット用品ブランド。製品はすべて、愛犬家やわんこと暮らした経験のある社員が飼い主目線で開発を行っているという。また、車両に搭載して検証も行うなど、安全性には妥協がない。

ちょっと神経質なミックス犬のひめりんご(体重約3kg)には、「ペットシートプラスわん2」に入って助手席で過ごしてもらった。このソフトケージは、上部(前面)と左右にメッシュウインドウが設けられている。慣れないクルマでは落ち着かない犬も多いが、運転席の飼い主がすぐそばにいることを目で確認できるので不安も和らぐだろう。

ペットシートプラスわん2ペットシートプラスわん2

この新製品は、従来型よりも高さが約5cmアップしており、体高のある小型犬でもゆったりくつろぐことができる。今回は“ひとり”で過ごしてもらったが、同居犬の平蔵(トイプードル、体重約3kg)と一緒に入っても窮屈ではないだろう。急な飛び出しに備え、リードフックも底面2か所に取り付けられており、安全性への配慮は自動車メーカー純正アクセサリーならではと言える。

中型犬にはペットシートサークル

大きめの愛犬とのドライブには、リアシートに装着する「ペットシートサークル」がおすすめだ。長さ約85cm×幅最大54cmで、中型犬でもゆったり過ごせるサイズがある。床面には頑丈なボードが入っているため安定性が高く、愛犬が動いても不安を感じることはないだろう。小型犬なら2頭一緒でも余裕のスペースが確保できる。

ペットシートサークルペットシートサークル

表面撥水加工が施されているので、外で遊んだ後も汚れを気にせずクルマに乗せられる。また、骨組みのパイプや底板を外して家庭で簡単に洗濯できるのもありがたい。ペットシートプラスわん2と同様、メッシュの窓を通して愛犬が飼い主の姿を確認できるように配慮されているところにはHonda Dogらしい優しさを感じる。

汚れたままでもOKな後席用マット

雨の日や暑い日中、テントの撤収や荷物を積み込む間はクルマを愛犬の待機場所として使うこともある。筆者の経験では、そうした時悩ましいのが車内の汚れだ。キャンプ場で1日遊んだ後、愛犬たちは砂や泥まみれだが、遠慮なくクルマに乗り込んでくる。

今回は、「ペットシートマット」で後席をカバーしておいたので、車内の汚れを気にすることなく自由に過ごさせることができた。この製品にも撥水加工が施されており、水や汚れに強いので安心だ。また、ペットシートサークルと同様に家庭で洗濯ができる。ファスナーを開けると隣に座ることもできるのは嬉しい。ドアの内側を傷や汚れから守る「ペットドアライニングカバー」と組み合わせ、後席を愛犬専用スペースとするのも良さそうだ。

ペットシートマットペットシートマット

ペットシートサークルとペットシートマットは、「ペット車外飛び出し防止リード」を組み合わせて使えるように設計されている。チャイルドシートを固定するISO-FIX金具を使用するため、安全性は高い。サービスエリアなどでの休憩時にも愛犬を飛び出し事故から守ってくれるだろう。

Honda Dogには他にも注目したいアイテムがある。「ペットインテリアステッカー」は、柔らかいシリコン素材の肉球が車内を和やかな雰囲気にしてくれる。クルマのボディに貼り付ける「ペットエンブレム(肉球デザイン)」やホイール中央の「ペットセンターキャップ(肉球)」で、愛犬家であることをさりげなく主張するのも楽しい。

ペットエンブレム(肉球デザイン/4400円)ペットエンブレム(肉球デザイン/4400円)

便利で心強いフリード+

フリード+にHonda Dogのグッズを装着して、愛犬2頭と出かけた日帰りキャンプ。青空のもと、快適なドライブとゆったり過ごせるキャンプ場のおかげで大いにリラックスすることができた。ひめりんごと平蔵も、土の上で思う存分遊んで一日を満喫したことだろう。夕方になっても帰りたがらないので、やむを得ず遊びは強制終了。

フリード+には足をクルマの下にかざすだけでスライドドアを開けることができる「ハンズフリースライドドア」が純正アクセサリーとして設定されている。開口部は広くフロアも低いため、両脇に愛犬を抱えたまま、簡単に乗車できるのはありがたかった。

足をかざすだけでドアが開閉できる「ハンズフリースライドドア」足をかざすだけでドアが開閉できる「ハンズフリースライドドア」

先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」が採用されているのも心強い。“もしも”の時にサポートしてくれる「衝突軽減ブレーキ」や、駐車場などでの事故防止に役立つ「誤発進抑制機能」などは全車に標準装備されている。

周辺には観光スポットも

富津金谷オートキャンプヒルズの周辺には、観光スポットも多い。すぐ近くの鋸山に登れば、東京湾や富士山の雄大な景色を見ることができる。頂上近くまでクルマで行くこともできるが、ロープウェイがおすすめだ。体重10kg以下なら、愛犬と一緒に約4分間の空中散歩が楽しめる。

たくさんの荷物を積んで、安全で快適なドライブとデイキャンプを楽しんだ春の一日。ちなみに、帰るのを嫌がったひめりんごと平蔵だったが、帰路の車中ではペットシートプラスわん2とペットシートサークルの中で爆睡だった。

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《石川徹》

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