パシフィックコンサルタンツ・シンセニアン共同事業体は、4月1日から指定管理者として運営している道の駅「せせらぎの里こうら」に、滋賀県内の道の駅としては初めてとなるドッグランを整備し、10月3日にオープンさせる。
近年、ペットツーリズムのニーズが高まり、同駅においても愛犬と一緒に訪れる人が増えているという。しかし、これまでは敷地内の調整池(多目的芝広場)等においてペットの散歩が禁止されていた。
そこで、今年度より指定管理者となった同団体は、調整池等での散歩禁止を解除するとともに、指定管理者の自主事業として、愛犬と一緒に気軽に立ち寄れる道の駅づくりの一環として、県内で初めてとなる道の駅ドッグランを調整池(多目的芝広場)の一画に整備することにしたという。ドッグランは、約1000平方メートルのゆったりとした草地のスペースで、大型犬と小型犬のエリアが分かれており、無料で利用することができる。
なお、オープン日の10月3日には、甲良町と滋賀県立大学の学生による地域活動団体「多賀木匠塾」と連携し、地元産木材を使用した陳列什器などによる売場のリニューアルオープン、10月下旬には地元ボランティアによる、同じく地元産木材を使った屋外テーブル&イスの製作ワークショップの開催も予定されている。