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カルティエ、地球規模の自然危機に取り組む「ライオンズシェア基金」に加盟

カルティエ、地球規模の自然危機に取り組む「ライオンズシェア基金」に加盟
  • カルティエ、地球規模の自然危機に取り組む「ライオンズシェア基金」に加盟

ラグジュアリーメゾンのカルティエは、ブランドや自然保護活動家、消費者が一体となって、世界の自然や生物多様性、気候などの危機に取り組む「ライオンズシェア基金」(The Lion’s Share Fund)に加盟したと発表した。

同基金は、国連開発計画と企業および国連パートナーが主導し、2018年9月に活動を開始。生物多様性の喪失に歯止めをかけ生息環境を保護するため、動物が登場する広告キャンペーンを展開する度に、広告媒体費の0.5%を同基金に寄付することをブランドに求め、今後5年以内に年間1億ドル超を募ることを目指している。

同社は、動物は世界の広告全体の約20%に登場するにも関わらず、受けて当然な支援を必ずしも受けているわけではないとし、同基金は、緊急かつ重要な行動をとり、地球を守るために各々の役割を果たす機会をブランドに提供するとしている。

なお、国連開発計画総裁のアヒム・シュタイナー氏は、「このユニークで意欲的な取り組みが生み出す収益と新たなオーディエンスによって、地球と、そこで共存している動物の未来に、持続的で大きな効果が生まれることでしょう」とコメント。

また、カルティエ インターナショナル プレジデント&CEOのシリル・ヴィニュロン氏は、「自然界の美は、カルティエのタイムレスな作品にとって常にインスピレーションと創造性の源となってきました。この世界に生きるものとして、生物多様性を守り、野生動物を保護することはカルティエの務めだと確信しています」とコメントしている。

《鈴木まゆこ》

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