AXアルマーニ エクスチェンジは、環境保護や動物愛護に取り組むナショナルジオグラフィック協会とのコラボレーション企画第2弾を4月7日に発売した。
同コラボレーションは、地球環境問題や動物の危機的状況を、ファッションを通して多くの人に伝えることで、ナショナルジオグラフィック協会の活動を支援するもの。なお、全世界で展開されるコラボレーションアイテムの収益の一部は、世界中の科学者、探検家や教育者の研究調査、探検、環境保護の活動に役立てられるとのこと。
同社は、環境に配慮し、持続可能性の素材（オーガニックコットン、リサイクルコットン、リサイクルナイロン）を用いたアイテムを2020春夏コレクションから展開し、ブランドをあげてサステナビリティに注力している。このような取り組みが、ナショナルジオグラフィック協会の活動と共鳴していることから、2020年の秋冬よりコラボレーションが実現。
今回発表されたアイテムは、メンズ＆レディースともにスウェットパーカー4種類とTシャツ5種類の全9種類。ナショナルジオグラフィック・フォトアークの創始者で写真家でもあるジョエル・サートレイの作品中の動物たちが主役としてプリントされている。
ナマケモノやスマトラトラなど、絶滅危惧の危険にさらされている動物たちの姿はそれだけで強いインパクトを与える。それらの動物たちの姿を見守るように囲むイエローボーダーは、ナショナル ジオグラフィック誌表紙の象徴で、協会からの強いメッセージが込められている。
同社は、“ファッション”と“環境問題”という2つの異なる世界を、同社と親和性の高い “音楽”という言語を使って1つにつなげたそう。動物たちの姿をレコードのLPカバーに見立てたユニークなデザインは、地球環境問題が人々にとって身近なものであるということ、生物多様性の保護が重要な課題であるということをブランドからのメッセージとして表現している。
コラボレーションアイテムは、4月22日のアースデイに先駆け、4月7日より全国のAX直営店舗とオフィシャルサイトで販売を開始している。
