世界⽂化社は、猫の毎日の食事や遊び、体のケアから、病気の予防、そして最後のお別れまでを全面サポートする書籍『ネコのカラダにいいこと事典』を4⽉17⽇に刊行した。
同書は獣医師の臼杵新氏監修による、「愛猫の健康長寿」を願う全ての猫好きのための暮らしの実用書。猫の「生活」「遊び」「老い」「病気」について、2ページ1項目を基本にテーマを設定し、それぞれに「POINT」や「プラス・ニャン（ワン）POINT」を挙げて簡潔に説明している。
例えば食事については、キャットフード（加工食品）の中には、猫に毒性がある可能性が疑われる添加物が多く含まれるものもある。主な添加物である合成着色料と酸化防止剤には、発がん性がある危険が指摘されているため、細心の注意が必要だ。
また遊びについては、猫はその種類によって体力差があるが、もちろん年齢によっても異なる。そのため同じ時間をかけて遊ぶ場合でも、遊び方やオモチャを少しずつ変えていくのがよい。
災害時に避難する際は、環境の変化や猫用の水や食料の不足を想定して、1.猫の命や健康にかかわるもの、2.猫や飼い主に関する情報の順に優先して準備する。同書には、Yes/No チャートで同行避難の流れがわかるチャートがついており、「自宅で一緒に被災」「外出先で一緒に被災」「外出時に別々に被災」なのか、災害時の状況でとるべき最善の行動を整理している。
