アクア・トト ぎふ（岐阜県各務原市）は、5月5日の端午の節句に合わせ、プレコの仲間など、体表が硬い骨質板に覆われている「鎧をまとった魚」たちを紹介するテーマ水槽を5月10日まで設置している。
総大将と呼べる迫力の主は、全身が硬く丈夫なプレコの仲間、トライアンパナクエ。強そうな見た目とは裏腹に、ヤスリ状の歯を使い、流木など削り取ってエサとする。他にも、ヘルメットのような体表を持つことが語源とされるコリドラスの仲間など、様々な鎧兜が集まっている。
鎧や兜は武将にとっては自分の身を護る大切な道具であり、身の安全を願って奉納するしきたりもあったそう。そのため、水槽内には破魔矢も装飾し、観た人が災厄から守られるよう願いを込めて展示している。
また、4月24日からはGW特別水槽として、柏餅やちまきを、丸みを帯びたハチノジフグと、細長いホトケドジョウでイメージした「おいしい端午の節句水槽」も登場。こちらも5月10日までの展示となっている。
■展示概要
・展示期間：4月13日～5月10日
・料金：無料
・展示場所：館内1階 エントランス
