星野リゾートは、同社が運営する温泉宿の「星野リゾート 青森屋」(青森県三沢市)で、馬と触れ合うプログラム「馬っこ博士」を実施すると発表した。
「馬っこ博士」は、3月20日から5月31日まで実施。子供たちが親の手を借りずに馬の世話などを実践することで、自信を付けたり、思いやりの心や相手の気持ちを考える力を育むなど、成長を後押しするようなプログラムとなっている。
2日間たっぷり馬と触れ合える「馬のお世話体験」では、ブラッシングや餌やりなどを通して馬と仲良くなることから始まり、馬が快適に過ごすにはどうしたらいいかを考えながら、厩舎内の清掃や放牧も行う。
青森と馬の歴史を学ぶ「馬の勉強会」では、青森県の人々が馬とどのように暮らしてきたかや、馬の生態について学んでいく。馬がリラックスしている状態、怒っている状態の耳の向きを自分で答えを見つけ、ワークシートに記入する。
思い出を持ち帰る「蹄鉄の写真立て作り」も行われる。自分が世話をした馬が実際に使っていた蹄鉄を装飾して、写真立てを制作。蹄鉄は季節によって付け替えを行うが、青森屋の馬は馬車を引いているため、蹄鉄のすり減りが早く、2ヶ月で付け替えるそうだ。
■「馬っこ博士」概要
実施日:2020年3月20日~5月31日の土日
場所:青森屋 公園内
対象:6歳以上の宿泊者限定
定員:子供4名まで
※天候や馬の調子により、内容が変更となる場合あり