すみだ水族館(東京都墨田区)で、4月に3羽のマゼランペンギンの赤ちゃんが誕生した。同館でのペンギンの赤ちゃん誕生は、開業から8年連続となる。
マゼランペンギンは、毎年3月から5月にかけて繁殖の時期を迎える。同館で暮らすメスの「フジ」と「バナナ」も3月に産卵、4月に孵化が確認され、計3羽の赤ちゃんが誕生した。3羽とも例年に比べて成長が早く、毎日元気に育っているという。
誕生した赤ちゃんは、“一人でも多くの人に、すみだ水族館のペンギンたちを知って欲しい、愛して欲しい”という思いから「日本で時代を超えて愛されてきたもの」にちなんで命名されたという。
4月21日に孵化した「フジ」の赤ちゃんは、寝ている姿がペタンとしておもちのようだったため、「おもち」。続いて4月23日、27日に孵化した「バナナ」の赤ちゃんは、顔がおにぎりのように見える「おこめ」、とにかく元気な子(げん“きなこ”)ということで「きなこ」と、それぞれ日本で愛されてきた食べ物の名前が付けられた。
3羽は7月初旬頃にプールデビューを予定しており、同館の公式Facebook(@Sumida.aquarium.official)とTwitter(@Sumida_Aquarium)では、誕生からプールデビューまでの様子や飼育スタッフがご飯をあげる様子などを配信する予定としている。
赤ちゃん紹介1「おもち」
「フジ」と「アケビ」のモテモテカップルに、第2子が誕生“長く伸びるおもちのように、末永くみんなから愛される子に育ってほしい”という想いから「おもち」と名付けました
あの「ちゃんこ」がついにお兄ちゃんに#おもち#アケビとフジの子ども#ペンギン赤ちゃん pic.twitter.com/EVI30Bi5rv
— すみだ水族館【公式】 (@Sumida_Aquarium) May 12, 2020