静岡市立日本平動物園(静岡県静岡市)にて、7月7日の七夕の日に産まれたマレーバクの赤ちゃんの名前が決定した。
決定した名前は「ナナハ」。8月1日から16日までの間、同園のWEBサイトにて一般投票を行った結果、応募総数790票の中で、「ナナハ」への投票が最も多かったことからこの名前に決定。名前の由来は、七夕産まれの「七」と、お父さんの「フタバ」から一文字ずつ取ったものなのだそう。
一般公開はすでに始まっており、その愛らしい姿が人気を集めているという。マレーバクの赤ちゃんは縞模様が特徴だが、生後3か月頃から徐々に白黒の模様に変化していくため、縞模様が見られるのは今だけの貴重な機会とのこと。
なお、マレーバクは、IUCN(国際自然保護連合)レッドリストにおいて「絶滅危惧種」に指定されており、国内ではナナハを含めて35頭しか飼育されていない。そのため、血統を維持する上でナナハは非常に貴重な存在だといえる。