動物のリアルを伝えるWebメディア

島忠、保護動物活動に取り組む「#シマホ ペットチャリティ」プロジェクトを開始

島忠、保護動物活動に取り組む「#シマホ ペットチャリティ」プロジェクトを開始
  • 島忠、保護動物活動に取り組む「#シマホ ペットチャリティ」プロジェクトを開始
  • 島忠、保護動物活動に取り組む「#シマホ ペットチャリティ」プロジェクトを開始

島忠は、「#シマホ ペットチャリティ」プロジェクトと題し、地域の社会問題である「保護動物問題」を地域の動物愛護団体と取り組み、解決を図っていくと発表した。

「#シマホ ペットチャリティ」とは、「人とペットの共生社会」を目指す島忠が行う保護動物プロジェクト。家族と幸せに暮らすことができる動物たちがいる一方、様々な理由で家族と暮らせない「保護動物」たちがいる。そんな保護動物たちの存在を知ってもらい、地域に存在する保護動物たちを救うため、日々奮闘する「動物愛護団体」たちをサポートし、不幸な思いをする動物たちを少しでも減らすために誕生したプロジェクトだという。

同社が運営するホームセンターでは保護動物の譲渡会をはじめ、地域の動物愛護団体への売上金の一部寄付や、保護動物の里親への迷子札プレゼントなどの動物愛護活動を実施している。今後ホームセンター全店56店舗(2020年12月末時点)において、保護動物譲渡会の実施を予定しているという。また、12月にオープンした「島忠・ホームズ西川口店」においては、埼玉県および川口市と地域の人へ向けて、動物愛護啓発の取り組みを行っている。

昨今社会問題として取り上げられることの多い「動物の殺処分問題」。同社は、人とペットの共生社会を目指すことを、企業として向き合わなければいけない課題であると認識しているという。

2017年より「お買い物でネコダスケ」と題した取り組みを開始。動物愛護活動に取り組む団体への寄付活動を開始し、一部店舗での保護動物譲渡会などの動物愛護活動に取り組んできた。2020年からは、「#シマホ ペットチャリティ」プロジェクトと称し、一部の限られた店舗での動物愛護活動だけでなく、全店舗規模での保護動物譲渡会の実施や地域行政と連携した動物愛護活動の啓発活動などを行っていくという。

平成30年度の環境省統計資料によると、日本では年間約4万頭の動物が殺処分されている。その中で、同社が所在する地域においても、年間で約4000頭の動物が殺処分されている。同社では日本における「殺処分0」の達成を目指し、まずは店舗が所在する地域での殺処分を0とすることを目標に、今後とも地域の動物愛護団体と協力し、取り組みを進めていくとしている。

■「#シマホ ペットチャリティ」取り組み内容
ホームセンター全店舗での取り組み
・動物愛護団体への売上金の一部の寄付
・地域行政による動物愛護活動紹介のカタログ設置
・ペット用品部門における各種チャリティキャンペーン(不定期開催)

一部店舗での取り組み
・保護動物譲渡会の実施
・保護動物の里親への迷子札のプレゼント
・寄付物資募集ボックスの設置+団体様への寄付
・廃棄予定フードの団体様への寄付活動

島忠ホームズ浦和南店・島忠ホームズ与野店での取り組み
・ペット生体の陳列販売の終了
・島忠公認の適正飼育を行うブリーダーの紹介

《鈴木まゆこ》

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top