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保護猫たちと触れ合えるシェルター施設を岐阜県飛騨市に開設…ネコリパブリック

保護猫のためのオープンシェルター「SAVE THE CAT HIDA シェルター」
  • 保護猫のためのオープンシェルター「SAVE THE CAT HIDA シェルター」
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ネコリパブリックは6月24日15時より、岐阜県飛騨市古川町に開設した保護猫のためのオープンシェルター「SAVE THE CAT HIDA シェルター」のオープニングセレモニーを行う。

同施設は、日本一猫にやさしい街を目指す飛騨市と同社が、ふるさと納税を活用し、産官連携して実施している、猫助けを通したビジネスで地域課題の解決を目指すプロジェクト「SAVE THE CAT HIDA」の一環。一口500円以上の寄付金で入場することができる。保護猫たちと触れ合えるオープンシェルターになっているほか、気に入った猫がいれば、審査の上、ずっと一緒に暮らす家族として譲渡を受けられる仕組みも備えている。オープン時は3匹ほどの保護猫が生活しており、今後、飛騨地域の保護猫が増えていく予定だ。

施設内には、同プロジェクトの活動を通じて同社が飛騨市の事業者と共同開発した、猫好きにはたまらない商品がずらりと並ぶおみやげショップも。売り上げの収益は保護猫活動へと寄付される仕組みになっており、買い物を通じて猫助けに貢献できる。

同施設は同プロジェクトの活動拠点にもなる。今後は飛騨市内で飼養されている猫や野良猫の情報をデータベース化して動物福祉の啓発や多頭飼育崩壊の予防につなげる「猫勢調査」、高齢者に保護猫の「預かりさん」になってもらい、保護猫の様子を確認するための同社スタッフによる巡回型訪問見守りを行い孤立化を防ぐ「高齢者ネコミュニティー事業」、飛騨市内の空き家を改装し海外からのゲストが日本の田舎暮らしや猫との暮らしを体験できるゲストハウスを作る「空き家活用 民泊ならぬにゃん泊事業」といった、地域課題の解決を目指しながら猫助けにつながるビジネスを飛騨市で立ち上げていく。

同社はこの活動を通じて、最終的には飛騨市を「日本一猫にやさしい街」にすることを目指すという。

■ 「SAVE THE CAT HIDA シェルター」概要
岐阜県飛騨市古川町金森町15-36

《山本真美》

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