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「おもしろい!進化のふしぎ ますますざんねんないきもの事典」、高橋書店より刊行…4月24日

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『おもしろい!進化のふしぎ ますますざんねんないきもの事典』、高橋書店より刊行
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高橋書店は、4月24日に「ざんねんないきもの事典」シリーズ最新刊『おもしろい!進化のふしぎ ますますざんねんないきもの事典』を刊行する。

生き物たちのちょっと変わった、愛すべき進化を紹介する同シリーズ。今までになかった生き物たちの意外な一面を知ることができると、小学生を中心に幅広い世代に支持されてきた。第6弾の今回も、楽しんでもらえる“ざんねん”が、ますます進化を遂げているという。

今回は、新章「どっちもざんねん」が登場。お互いに影響しあって生きる生き物たちのざんねんな部分や、全く違う生態だが少し似ているざんねんな部分など、2つの「ざんねん」をセットで紹介。例えば、「ツパイ」と「ウツボカズラ」。ウツボカズラはツパイにトイレにされてしまうので“ざんねん”だが、実はツパイもウツボカズラに食べられてしまうという“ざんねん”な部分がある。一方を基準にすることで両方の“ざんねん”がよりおもしろく感じることができる点が、この章の魅力の1つなのだそう。

また、第1弾から5年間にわたり監修を行う動物学者の今泉忠明氏によれば、「調査が難しかった」のは、タスマニアデビルに関するざんねんだという。「なぜしっぽをつかむと動けなくなるのか?」それは、しっぽも胴体も脂肪が多く、自由に身動きがとれないからなのだが、世に出ている論文や、調査結果などの資料が少なかったこともあり、これを正しい情報として書籍にまとめるのは、今泉氏をはじめとする制作チームの精鋭たちでも苦労をしたとのこと。

他にも、今泉氏・編集担当者が厳選した珠玉の101ネタや、“ざんねんな進化”について1章まるごとマンガで解説したり、章末の進化にまつわる小話のパワーアップなどのコンテンツが詰まっている。

なお、同シリーズは2022年夏にアニメ映画化が決定。南極・オーストラリア・日本(長野県安曇野)の3カ所を舞台にオリジナルストーリーで描かれる。

《鈴木まゆこ》

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