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那須どうぶつ王国、「マヌルネコのうた」を公開

那須どうぶつ王国、「マヌルネコのうた」を制作
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那須どうぶつ王国(栃木県那須郡)は、「マヌルネコのうた」を制作し、MVを公開した。

同園は4月1日、エイプリルフールに公式Twitter、王国YouTubeチャンネル等で「マヌルネコの歌を作ります」宣言の予告動画を配信。予想以上の反響があったとのことで、本当に「マヌルネコのうた」を制作した。

マヌルとはモンゴル語で「小さなヤマネコ」という意味で、ネコ科の動物では最も古い種である。その個性的な風貌や動きから現在人気が沸騰しているが、ワシントン条約附属書IIに記載される将来絶滅の危険性が高い野生希少動物である。

マヌルネコは野生では雑菌が少ない高地に生息しているため、感染症に弱く飼育下での繁殖はとても難しいと言われている。同園では、この魅力的なマヌルネコのことを動物好きの人たちだけではなく、さらに多くの人々に知ってもらい、その生息環境や野生の姿を想像するきっかけを創出したいと考えたそう。さらに、同園が取り組む野生動物や環境の保護・保全・啓発活動に興味を持ってもらえると嬉しいとしている。

そこで、クリエイティブ・ディレクター富永省吾氏を起用して、動物の生き生きとした躍動感、距離感の近さ等、那須どうぶつ王国でしか撮れない映像素材を使ったデジタルコンテンツ「マヌルネコのうた」を制作し発表した。希少動物の保全も歌詞に織り込みながら、マヌルネコの持つ個性を引き出した新しい映像で、クセになるシュールな仕上がりになっている。

《鈴木まゆこ》

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