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『ゆるゆるクラゲ・プランクトン図鑑』、学研プラスより刊行…新江ノ島水族館などが監修

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新江ノ島水族館らが監修『ゆるゆるクラゲ・プランクトン図鑑』、学研プラスより刊行
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学研プラスは、7月22日に『ゆるゆるクラゲ・プランクトン図鑑』を刊行した。

水族館ではふわふわとただよう姿で、人々に癒しを与えてくれるクラゲ。しかし、自然の中で出会うと、毒針で刺されて、とても痛く、ひどい時には救急車を呼ぶことも。

そんなクラゲの多くは、実はプランクトンの仲間。プランクトンと聞くと、ミジンコやミドリムシのような小さな生き物のことだと思いがちだが、本当は大きさに関係なく、生活するスタイルを表す言葉なのだという。

同書では、水族館で目にすることも多いクラゲの代表格であるミズクラゲはもちろん、生物最強クラスの毒を持つクラゲやノーベル賞に貢献したクラゲ、浅い海のものから深海や淡水にすむものまで、数多くのクラゲの生態や人間との関係が4コマ漫画で解説されている。

2章には一時プランクトンが登場。一時プランクトンとは、一生の中の一時期だけ、ただよって生活するプランクトンのこと。意外なところではウナギの稚魚もこの仲間にあたる。親に似た姿のものもいれば、全く似ていないものもいる。

3章の主役は、ミジンコやミドリムシ、ボルボックスなどの学校の授業でおなじみの小さなプランクトンたち。普段、なかなか目にすることのできないその姿もイラストと4コマで楽しめる。コラムでは、「クラゲの成長」や「プランクトンの採集法」、「危険なプランクトン」など、誰かに話したくなるような、クラゲ・プランクトン情報が満載だ。

クラゲの監修は、クラゲの展示で人気の水族館「新江ノ島水族館」(神奈川県藤沢市)が監修。豊富な知識と経験をもとに、同書を徹底バックアップしている。また、日本貝類学会会長で東邦大学の大越健嗣教授が海のプランクトンを、横浜国立大学の鏡味麻衣子教授は淡水プランクトンをそれぞれ監修している。

《鈴木まゆこ》

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