文一総合出版は、「命のつながり1 森と川、山と海 ヒグマの旅」を9月11日に刊行した。
日本の陸上動物でいちばん大きいヒグマ。同書は、森から川、海から山へ、たくさんの自然の恵みを追って旅をするヒグマの暮らしを追った写真絵本だ。
ヒグマたちの生き様を、長期取材によって撮影された貴重な生態写真を多数使って紹介。陸や海の豊かさや、ヒグマの生活を守るために、どんなことを知っておかなくてはいけないのかを考える第一歩となる。
巻末には「ヒグマのこと、もっと知りたい!」として、Q&A形式の質問コーナーも収録。ヒグマの世界分布や日本に暮らすクマの種類、子育て、体の特徴、人との関わりについてなど、丁寧に解説している。
本文は全てふりがな付きのため、小学校低学年から大人まで、楽しく読んで学ぶことができるとのこと。また、ヒグマの体の特徴やフィールドサイン、人との共存について詳しく解説した「小冊子」も付いている。
《鈴木まゆこ》