ペットメディカルサポートは、同社ペット保険「PS保険」の契約者3534人（有効回答数463人）を対象に、ペットと過ごすクリスマスについてアンケート調査を実施した。
ペットとのクリスマスの過ごし方について犬または猫の飼い主に聞いたところ、最も回答率が高かったのは、犬猫ともに「自宅で特別なごはんを食べる」（犬47.2%、猫43.8%）だった。続いて、犬の飼い主の場合は、2位「ケーキを食べる」（34.9%）、3位「記念写真を撮る」（29.2%）、4位「特に何もしない」（25.6%）であるのに対し、猫の飼い主の場合は、2位「特に何もしない」（37.7%）、3位「記念写真を撮る」（19.1%）、4位「ケーキを食べる」（15.4%）という結果だった。
また、両者の全体の回答率を比較すると、犬の飼い主の方が猫の飼い主よりも何らかのアクションを起こし、クリスマスというイベントをペットとともに楽しむ傾向が強いことがわかった。
次に、ペットにプレゼントを贈る予定を聞いたところ、犬猫ともに「ある」が最も多く半数以上を占め、次いで「決めていない」「ない」という結果となった。それぞれの割合を見ると、予定が「ない」と回答した飼い主は、ほぼ同じ（犬16%、猫14%）だった。また、予定が「ある」と回答した犬の飼い主が58%に対し、猫の飼い主は51%とやや少なく、「決めていない」については、逆に犬の飼い主が26%であるのに対し、猫の飼い主は35%という回答となった。
続いて、ペットにプレゼントの予定が「ある」と答えた犬猫の飼い主に、どのようなものを贈るかを質問（複数回答）。犬の飼い主の場合は、1位が「ペット用のケーキ」（27.2%）、2位「特別なごはん」（23.9%）、3位「おもちゃ」（19.6%）、4位「特別なおやつ」（19.3%）、5位に「洋服」（16.3%）という結果となった。猫の飼い主の場合は、1位が「特別なおやつ」（25.3%）、2位は同率で「特別なごはん」「おもちゃ」（20.4%）、4位「毛布や暖房用品」（8.6%）、5位「ペット用のケーキ」（6.8%）だった。
犬猫の飼い主ともに食べ物とおもちゃが上位を占める中、クリスマスという時期を反映してか、散歩に出かける犬には洋服を、寒さが苦手な猫には毛布や暖房用品と、防寒グッズが犬の飼い主で5位、猫の飼い主で4位となった。
最後に、ペットにプレゼントの予定が「ある」と答えた犬猫の飼い主に、その予算について質問。犬の飼い主の場合、1位は「1000円～3000円未満」（25.6%）、2位「3000円～5000円」（13.0%）、3位「1000円未満」（6.0%）という結果となった。一方、猫の飼い主の場合、1位は「1000円～3000円未満」（18.5%）、2位「1000円未満」（14.8%）、3位「3000円～5000円」（11.1%）だった。飼い主の多くがペットへのプレゼントとして食べ物を挙げていることから、この差はペットの体格が影響していると考えられる。犬猫ともに「1000円～3000円未満」が多数を占めたが、中には3万円以上（猫）・5万円以上（犬）という回答も見られた。
今回のアンケート調査によって、飼い主にとってペットは、クリスマスをともに過ごす大切な存在であることがわかったとしている。
■調査概要
・調査期間：2021年11月24日～2021年11月30日
・調査方法：インターネットアンケート
・調査対象：同社の保険契約者で補償開始が2020年7月の3750人
・有効回答数：463人（犬の飼い主301人、猫の飼い主162人）
・備考：各グラフの割合は、小数点以下第1位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない
