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「週刊朝日」パンダ特集号、グラビアは双子パンダ・シャオシャオ&レイレイの成長アルバム

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1月11日週の「週刊朝日」はまるっと1冊パンダ号
  • 1月11日週の「週刊朝日」はまるっと1冊パンダ号

朝日新聞出版は、上野動物園(東京都台東区)の双子パンダ・シャオシャオとレイレイの一般公開を記念し、1月11日週の「週刊朝日」をパンダ特集号として刊行した。

上野動物園の前園長が語る、ランランとカンカンからの「パンダ愛50年物語」、パンダの可愛さの秘密を専門家が分析した「パンダに学ぶ“カワイイ”の生存戦略」、遠藤憲一氏、山田パンダ氏らが語るパンダ愛、知られざる日中パンダ外交秘史など、特集も充実。また、双子パンダの成長アルバムに加え、「パンダの楽園」和歌山アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)の撮り下ろしなど、グラビアもパンダだらけとなっている。

日本中に愛される上野動物園のパンダ。その愛くるしさとは裏腹に、種の保存という過酷な宿命も背負っている。繁殖は難しく、生後すぐの死という悲劇もあった。上野動物園の前園長で、現在は日本パンダ保護協会会長を務める土居利光氏へのインタビューでは、パンダ飼育に込められた思いや、繁殖を成功させるための人知れぬ苦労が語られている。

2012年、上野動物園のパンダ、リーリーとシンシンの間に待望の第1子が生まれるが、わずか6日後に死亡してしまう。この時、記者会見で涙を流した土居氏は、当時の思いを「涙の本当の理由は悔しさからだった」「一言では表せない感情がその瞬間に湧き上がって…」と振り返った。1972年、上野に初めてパンダがやってきて以来、紡がれ続ける「物語性」で、日本人の心を揺さぶり続けるパンダ。その魅力をたっぷり語っている。


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《鈴木まゆこ》

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