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旅行情報誌『じゃらん』、“1度は行ってほしい猫スポット5選”を発表

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リクルートが発行する旅行情報誌『じゃらん』は、2月22日の「猫の日」を前に、「猫」をテーマに調査を実施。その結果とともに、じゃらん編集部がおすすめするスポットを発表した。

今年の猫の日は、2(ニャン)が6つも並ぶ、800年ぶりに訪れる特別な日。猫は好きかというアンケート調査では、約75%が猫を「好き」だと回答。気まぐれでマイペースでありながら人懐っこさもあり、その愛らしい仕草ともふもふのフォルムや肉球で多くの人を魅了しているようだ。

近年では、猫をキャラクターにしたグッズやイベントなども数多く展開され、人気の高さがうかがえる。そんな猫にまつわるスポットは、全国各地にたくさんある。じゃらん編集部は、数あるスポットの中からおすすめ5選を紹介している。

1つ目は、熊本県南阿蘇村にある「免の石」。岩壁の割れ目が猫のシルエットに見える、猫好き注目のパワースポット。“落ちない石”といわれ、宙に浮いたように崖の間に挟まっていた大きな岩「免の石」が、2016年の熊本地震の際に落ちたことにより、まるで首の鈴がとれたような猫が出現した不思議な場所だ。人気のガイド付きのトレッキングツアー(3日前まで要予約)もある。

2つ目は、静岡県伊東市の「ねこの博物館」。世界の珍しい猫など約20種類、40匹と触れ合うことができる。絶滅したネコ科の動物や野生の猫に関する情報や標本だけでなく、猫をモチーフにした人形や絵画なども展示している。猫と触れ合いながら、奥深い世界を体感できる施設。

3つ目は、愛知県瀬戸市にある、数多くの招き猫コレクションを展示する「招き猫ミュージアム」。館の前で出迎えてくれる巨大涅槃猫(ねはんねこ)ももちろん招き猫。レトロモダンな館内には、素材やデザインも様々な数千点のコレクションが展示され、建物の細部や思わぬところに施されている猫のデザインも見どころの一つ。自分だけのオリジナル招き猫がつくれる染付体験もある。

4つ目は、福井県越前市にある「御誕生寺(ごたんじょうじ)」。長年、行き場のない猫たちの保護活動をしていることから“猫寺”として親しまれている。境内では、自由気ままに過ごす猫たちの様子を愛でることができる。また、猫柄の御朱印帳や、2019年末に本堂前に設置された全長7mの石仏に彫られた2匹の猫も注目ポイント(猫の引き取りは行っていない)。

最後5つ目は、広島県尾道市の「猫の細道」。猫の細道は艮(うしとら)神社の東側から天寧寺三重塔にかけて約200m続く石段の細い路地。尾道在住の招福絵師、園山春ニ氏が描いた大小様々な「福石猫」が多数あり、探しながら散策するのもおすすめ。近くには、空き家を再生して作られた招き猫美術館もある。

■調査概要
調査期間:1月18日~1月24日
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国在住20代~50代
有効回答数:1528人
回答方式:単一回答

《鈴木まゆこ》

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