誠文堂新光社は、『世界で一番美しい蝶図鑑』を3月8日に刊行した。
同書は、昆虫カメラマンの草分け的存在である海野和男氏が、長年世界各地で撮影した蝶の写真集。2万種近く存在する世界の蝶の中から、同氏が撮影した写真150点近くを厳選し掲載している。
広角レンズによる接写写真ならではのマクロな世界から、自然界のダイナミックなロケーションをバックに展開される、蝶の美しく魅力的かつ不可思議な生態写真など、様々な蝶の姿を楽しむことができる一冊となっている。
蝶の生態などは、テキストで解説。ダイナミックな写真から始まり、「とぶ」「とまる」「テリトリー」といった、様々な蝶の行動や生態をカテゴライズしたページ構成で展開する。このほか、撮影時のカメラスペックなどにも言及しており、蝶のファンのみならず、研究者にとっては貴重な資料として、またカメラマンにとってはプロ・アマチュア問わず撮影の参考として満足できる一冊になっているという。
また、種のコンプリートを目的とした図鑑ではなくあくまでも自然界での蝶の美しさ、ダイナミックな自然を楽しむためのビジュアルブックだとしている。
※上記リンクより商品を購入すると、売上の一部がREANIMALに還元されることがあります。