伊勢夫婦岩ふれあい水族館(通称:伊勢シーパラダイス、三重県伊勢市)では、2021年7月5日生まれのカリフォルニアアシカの赤ちゃん、2020年6月25日生まれのトドの女の子の名前募集を行い、合計799件の応募があった。
応募の中から「名前」と「由来」を考慮し、水族館スタッフが、カリフォルニアアシカを2つ、ドドを3つ選考。さらにWEBフォームからの投票を行い、一番投票数が多かった名前を正式名称として命名する。期間は6月19日17時まで。
カリフォルニアアシカの赤ちゃん選考候補は2つ。
1つめは「海音(あまね)」。由来は、お父さんの名前が「カンタ」で音楽用語のカンタービレのようで、お母さんが「ポロン」で弦楽器の音のような響きであること、お兄ちゃん「奏多」にも、「奏でる」という文字が入っているため。また、5月5日お名前募集のYouTubeライブでは、「声(音)が良い!」という意見もあったことから、「音」という字が入ったらいいのではないかと考え、海の生き物+音=「海音(あまね)」という名前が候補に選ばれた。
2つめは「和奏(わかな)」。由来は「奏多」から一文字もらい、「いろんな人に和みを届けられますように」という願いを込めている。
トドの女の子選考候補は3つ。
1つめは名前は「はなび」。伊勢シーパラの入口で迎えるトド一家。これから始まる、楽しい伊勢シーパラ巡りのワクワク感を最大にするところが、花火と同じくらいのテンションになるためだ。パッと明るく、そして周りを楽しませてくれる、そんな思いから名づけたという。表情が豊かなところも連想。でも、油断すると危険な一面もあるそう。みんなの心を華やかにしてくれる存在でいつづけてほしいとのこと。
ふたつめは「桃子(ももこ)」。由来は「ヒナ」の子供たちにはお雛様にまつわる名前がついてることと、「やえ」の子どもには花の名前がついていることから。通称である「鉄子」のイメージも残して「子」をつけたという。
3つめは「風璃(かざり)」。由来は、「ひな」の子どもで雛飾りから「かざり」に。漢字は「小鉄」のお父さんの「風太」から「風」の1字をもらい、水晶・瑠璃・七宝を表す「璃」で、快活なやんちゃ娘がより多くの光を与えてくれることを願って考案。
名前は、トドの女の子が6月25日、カリフォルニアアシカの赤ちゃんが7月5日にYouTubeで発表予定。時間は未定となっている。