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【赤ちゃんと猫 vol.2】猫のストレスが限界に! 赤ちゃんに慣れるまでの14日間

赤ちゃんにおびえて背中の毛を立てていた猫。相当のストレスだったようです
  • 赤ちゃんにおびえて背中の毛を立てていた猫。相当のストレスだったようです
  • 大人が見ていないところで嘔吐した猫。ストレス対策を本格的に考えることに
  • 1_猫と娘が少しでも早く仲良くなれるように、大人もみんなで協力しました
  • 娘が寝ているときに大人がいっしょになって少しずつ近づいてみることに
  • 少しずつ距離を近づけていきました

令和元年11月に生まれた筆者の長女と、4才の保護猫の暮らしを綴る連載。2回目となる今回は、警戒心の強い猫が娘のいる生活に慣れるまでの14日間のエピソードをお届けします。

娘に対して背中の毛を立てる猫

生後0か月、朝から晩まで数時間おきに泣く娘。できるだけ安静に過ごしていたマタニティ生活から一転、家の中は途端に賑やかになりました。マイペースで過ごしていた猫にとって騒がしい新生活は相当のストレスになっていたようで、娘がぐずり始めると背中の毛を立てて警戒するほどに。

この時期に撮った写真は、4年前に猫を保護したばかりのころを思い出させるような怖い表情をしているものばかりです。猫が疲弊しないためにどうしてあげるのが最善か分からず、ひとまず本人のペースを見守ることにしました。

猫のストレスが爆発!ついに…

娘が家に来てちょうど1週間が経ったころ、キャットタワーに猫が吐いた痕跡が。日頃ほとんど吐くことのない猫です、ストレスが限界だったのかもしれません。いつも過干渉を嫌がるからとそっとしていましたが、このときばかりはしっかり猫をフォローしてあげないといけなかったと夫と反省しました。

猫が吐いたと聞いて、実家の母も車で片道30分の距離をほぼ毎日往復して、娘や猫のお世話を手伝ってくれることに。今振り返ると思えば楽しい思い出ばかりですが、当時は新しい生活にみんなで慣れていくために毎日へとへとだったような気がします。

大人が見ていないところで嘔吐した猫。ストレス対策を本格的に考えることに

“猫まかせ”は限界、大人もいっしょに猫と娘の同居対策

猫と娘が仲良くなるために、といっても生後0か月の娘から歩み寄ることはできません。娘が泣いているときはできるだけ猫を近づけず、また、娘が寝ているタイミングで大人が猫を抱いて娘のそばに歩み寄ることにしました。近づけば近づくほど腕の中で猫の鼓動が早くなっていくのを感じましたが、眠る娘のとなりでしばらくじっとしていると次第に猫も安心してくれるようになりました。また、娘に授乳をしたあとは、こちらの様子を遠巻きにうかがっていた猫にもおやつをあげるなど、猫に孤独を感じさせない工夫をしました。

結局どの方法が一番効果があったのかは分かりませんが(単純に時間が解決しただけかもしれませんが)、同居開始から14日経ったときのことです。娘と私が寝ていた布団に、猫がもぐりこんできてくれました。かつてのライフスタイルをひとつずつ取り戻していく猫。私たち大人も心からほっとしました。

娘が寝ているときに大人がいっしょになって少しずつ近づいてみることに

同居開始から半月、ようやく馴染んだ新生活

ストレスが嘔吐以上のものに深刻化する前に、猫が新しい環境に馴染むことができて本当に良かったです。SNSで見かける「赤ちゃんと添い寝する猫」といった光景は夢のまた夢ですが、わが家なりに少しずつ距離が近くなっていきました。

こさい たろ:フォトグラファー
2年前に、猫と一緒にお嫁入りしました。現在、夫と猫と娘(0才)の3人&1匹でなかよく暮らしています。

猫:名前はシェリル。
ラテン語で「愛しい人」「大切な人」の意味。(英語の「Dear」の語源という説も)。銀色の毛並みで“かぎしっぽ”。L字に曲がった尻尾でたくさんのしあわせを招いています。

《こさいたろ》

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