誠文堂新光社は、亜種や地域個体群もわかる「増補改訂 日本の爬虫類・両生類 生態図鑑」を刊行した。
同書は、2018年8月に刊行した「日本の爬虫類・両生類 生態図鑑」にカラーページを16ページ増補、分類を2020年1月現在の最新版に改訂、さらに100枚以上の撮り下ろし写真を追加した増補改訂版となっている。
著者は、20数年に渡ってあらゆる爬虫類・両生類の写真を撮り続けている川添宣広氏。学術研究の助けにもなるほど、種の色や形質が微妙に違う亜種、地域個体群などの背側、腹側、指先など様々なアングルで撮影を行った。
そんな著者が記した同書では、1種ごとにあらゆる角度から撮影した写真を掲載。同種でも地域によって姿が異なる爬虫類・両生類の姿を正確に伝える1冊となっている。