仮説4:『スプラトゥーン』的な世界説
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ここまでどうぶつの生態などを考慮してきましたが、そもそもどうぶつのなかには生き物らしからぬ存在もいます。たとえば「やよい」は土器にそっくりで、あきらかにどうぶつでも動物でも人間でもないのですが、一応は体温があったり物を食べたりするらしいのです。
考えてみれば、われわれの常識では計り知れない存在もいます。たとえば、幽霊のゆうたろう。本作ではいまのところ登場していませんが、カッパのかっぺいもシリーズではおなじみですよね。
そのため、われわれの常識では計り知れない生物が存在しうる世界である可能性も考えられます。それこそ『スプラトゥーン』シリーズのように、途中までは現実世界と同じような生物の進化が行われていたものの、人間が数を減らし、二足歩行するどうぶつたちが地球上を支配するようになったのかもしれません。
仮説5:すべては幻説
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あまり考えたくはありませんが、たぬきちがわれわれを騙している可能性も考えられます。ローンやたぬきマイレージがあやしいという話もそうですが、家具がはっぱになったり、一文無しで無人島移住プランに参加しても怒らなかったりと、いろいろ都合がよすぎるのです。
御存知の通り、たぬきには人間を化かすという伝承がたくさんあります。もしかするとこの世界自体が幻……?
あなたはどの仮説を支持する?
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ここまで『どうぶつの森』シリーズにおける謎について考えてみましたが、どれも仮説の域を出ません。おそらく正確な答えは出ないでしょうし、深く考えずのんびりとこの無人島を楽しむのがいいのでしょう。
しかしながら、それでもふと考えてしまうことがあります。犬のどうぶつは二足歩行で歩いて家に住んでいるのに、なぜ「いぬごや」などという家具が存在するのか。ニコバンやブーケはキャットタワーを使うのか。ハムスケはハムスターのかごを見て何を思うのか。謎です。
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