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西オーストラリア州で出会える野生動物や海洋生物たち…有袋類編

クオッカ
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1億年以上前にゴンドワナ大陸から分離し、孤立した大陸となったオーストラリアは、ここにしか生息しない固有種の宝庫。有袋類、単孔類、有胎盤類と3種類すべての哺乳類が生息する数少ない大陸の一つで、多様性に富んでいる。

そんなオーストラリアの西部に位置する西オーストラリア州では、豊かな自然の中で、野生の珍しい動物や海洋生物と間近に出会うことができる。

その中で今回は、“世界一幸せな動物”と呼ばれているクオッカを始めとする有袋類をご紹介。

有袋類とは、胎盤を持たず、母親のお腹の袋(育児嚢)が子宮や胎盤の代わりとなり、袋の中で赤ちゃんを育てる有袋動物のことをいい、西オーストラリア州では、クオッカやカンガルー、ワラビー、コアラ、ウォンバットなど様々な有袋動物に出会うことができる。

“世界一幸せな動物”と呼ばれるクオッカ

クオッカ

いつも笑っているような口元から“世界一幸せな動物”と呼ばれるクオッカは、パース沖合のロットネスト島に多く生息しており、野生のクオッカに出会えるのは世界中でもこの島だけだ。そんな珍しいクオッカも、同島に訪れれば、ほぼ100%出会える上、人懐っこく、間近での観察や、一緒に写真を撮ることができる。ただし、エサをあげたり触ったりすることは禁止されているので、要注意。

なお、7月1日より埼玉県こども動物自然公園(埼玉県東松山市)でクオッカが一般公開されるため、今後は日本でもクオッカに会うことができるようになる。

オーストラリアの国章に描かれているカンガルー

カンガルー

オーストラリア全土には50種類以上のカンガルーがおり、南部・内陸部・北部によって、様々な種類のカンガルーが生息している。エスペランスのラッキーベイでは、白浜のビーチに野生のカンガルーが頻繁に現れて、オーストラリアでも珍しい光景を見ることが可能。また、カンガルーは後退できず前進することから、エミューと一緒にオーストラリアの国章に描かれている。

ラグビーオーストラリア代表のマスコット、ワラビー

ワラビー

ラグビーオーストラリア代表チーム、ワラビーズのマスコットにも起用されているワラビーは、体長30cmほどの小型のカンガルー。森林地域や都市近郊などに幅広く生息しているが、野生のワラビーは臆病なため、近づき過ぎないように注意が必要。

「水を飲まない」という意味の動物、コアラ

コアラ

見ているだけで癒されると人気のコアラは、先住民の言葉で「水を飲まない」という意味を持っており、ユーカリの葉を常食し、エネルギーを保持するため1日の大半を休んでいるか眠って過ごしている。自然のままの環境が保持されているヤンチャップ国立公園では、ユーカリの木々が茂る遊歩道を散策しながら野生のコアラに出会うことができ、カバシャムワイルドライフパークでは、一緒に写真を撮ることもできる。

ずんぐりとした体型が愛らしいウォンバット

ウォンバット

穴掘りが得意な夜行性のウォンバットは、ずんぐりむっくりとした体型で、普段は大人しい動物。しかし、短距離なら時速40kmで走ることもできる俊敏な一面もあり、お腹の袋が下向きに開いているという他の有袋類とは異なった特徴も持っている。なお、カバシャムワイルドライフパークでは、オーストラリアでも数が少ない、ウォンバットと一緒に写真を撮ることができる。

西オーストラリアには他にも野生のエミューや、多様な海洋生物が生息しているため、随時紹介していきたい。

《鈴木まゆこ》

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