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【ズボラ女子とわがままウサギ vol.1】先代・けだまと出会っちゃった日の話

ホーランドロップイヤーの「けだま」
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面倒臭がり屋で、部屋は散らかり放題。オンとオフがハッキリとしていて、仕事はキチンとこなすけど私生活はだらしない。自分の身の回りの事は、驚くほど適当なズボラ女子の私は現在、ホーランドロップイヤーの「まー様」と暮らしています。

今回は、そんな私がウサギを飼うことになったきっかけを、お話ししたいと思います。

自分の意思でペットを飼うなんて…

ペットと言えば子供の頃に実家で犬を飼っていて、可愛がってはいましたが、毎日の散歩は兄弟で押し付け合い。渋々行っていた記憶があります。

「掃除機って、この前いつかけたっけ?」そんなことすら思い出せないほどズボラな私は、ひとり暮らしが長くなり、生活は荒れ放題。出張で家を空けることも多く、ほとんど寝に帰るだけの家の床には衣服が散らばっていて、自分の身に周りの事すら面倒臭いと思うほどです。そんな私が自分の意思でペットを飼うことになるなんて、当時は正直、想像もしていませんでした。

六本木のウサギカフェで果たした運命の出会い

運命の出会いや、一目惚れって信じますか? 私は、現在一緒に暮らす「まー様」の先代に当たる、「けだま」に出会うまでは、全く信じていませんでした。

しかし、暇つぶしに歩いていた六本木で、何気なく看板が気になって立ち寄ったウサギカフェで、けだまと運命の出会いを果たします。

店内に放し飼いされている猫と触れ合える「猫カフェ」をイメージしながら立ち寄った「うさぎカフェ」は、ふれあいの場というよりは、ウサギ専門のペットショップ。ずらりと並べられたケージの中に子ウサギがいて、そのまま購入することもできるのですが、300円程度の料金を支払えば、約30分間抱っこをさせてもらえるといったシステムでした。

購入する予定はなかったのですが、300円ならと抱っこをさせてもらうウサギを選ぶことに。すると1匹、後ろ姿が真ん丸で茶色と黒が混じったチェスナット色のたれ耳ウサギを発見。それがけだまでした。

けだまを一目見た瞬間、一人暮らしを始めてからペットを飼いたいと一度も思ったことのなかった私に、この子を家に連れて帰りたいという衝動がこみ上げます。

しかし、値段を見ると約10万円。どう考えても六本木価格です。しかもケージなど、飼育に必要なアイテムも全て買い揃えることになるので、合計15万円ぐらいは必要。「高すぎる…。」ペットを飼うことを一切考えていなかった私に、即決できる金額ではありませんでした。

どうしても諦めきれない私は、すぐにスマホで検索。同じ色のホーランドロップイヤーを、ネットで探してみることに。すると、板橋のペットショップに同色同種で誕生日も同じぐらいのウサギを発見。しかも、値段は3分の1以下です。「ちょっと板橋に行ってきます」…散々ケージの前で購入を悩んだ挙句、接客してくれた店員さんにそう言い放ち、そのまま電車で板橋へ直行。ネットで見つけたウサギと対面を果たします。

「この子じゃない。」

確かにネットで見た通り、色も大きさもほぼ同じ、たれ耳ウサギだったのですが、六本木のウサギカフェで「けだま」に出会った時のような衝撃は走りませんでした。そうなると、どうしてもあの六本木のウサギを連れて帰りたいという気持ちがさらに高まってしまい、その足でお店に戻り、購入することに決めました。

飼うことを決断する前に、店員さんに聞いたこと

私がけだまを飼うにあたり、まず気になったこと。それは、ウサギの寿命です。お店の人の話によると、ウサギの寿命は7年から10年程度が一般的で、そのなかでも毛の長い種類は短い種類より、少し弱いそう。ちなみにホーランドロップイヤーは、少し毛が長めの種類なので、毛球症に要注意です。

毛球症というのは、うさぎが命を落とす一番の原因で、毛づくろいで飲み込んでしまった自分の毛がお腹にたまり、消化器官を詰まらせてしまうという恐ろしい病気です。毛球症にかかると食欲がなくなり、病院で早急に処置をしてもらわないと数日で死んでしまいます。

次に気になったのが、「ウサギは寂しいと死んでしまう」という噂。一人暮らしの私は、ペットを飼ったとしても、仕事に行っている間は留守番をしてもらわなければなりません。
それについても、ウサギは薄明薄暮性。明け方や夕方が活発なので、基本的に昼間は寝ているそうで、「一緒に暮らし始めると、飼い主さんの生活習慣に合わせてくれますよ」との回答でした。

他にも、ウサギに散歩は必要か? という疑問の答えはNO。ウサギは怖がりなので、ケージをメインに、部屋の中にサークルを作り、決められた時間だけそのサークルの中で遊ばせる程度で問題はないそうです。

そして、一緒に生活するには一番重要となるエサのこと。基本的にはチモシーと呼ばれる固い干し草を1日中あげ放題にしていればOKで、ペレットフードなどは補助程度。本当はあげなくてもいいぐらいだそうです。

この主食のチモシーも、一番狩りと呼ばれる一番固い種類がおすすめで、好き嫌いで食べない子もいるそうですが、一番狩りを主食にすると、伸びた前歯を削ってくれるだけでなく、ウサギの健康状態のバロメーターといっても過言ではないウンチの状態が明らかに違ってきます。

ちなみに、長年一緒に暮らして分かった事なのですが、ウサギ用のおやつとして販売されているものの中には、ウサギにとって良くないものも多数あるので、要注意。えん麦などの穀物は、お腹の中で異常発酵を起こすので、体調を崩す原因になってしまいます。

また、水を飲ませてはダメという噂を耳にしたこともありますが、水は絶対に必須です。水が足りず、脱水症状を起こしてしまうと、腎不全になってしまい要介護状態となってしまうことも!

さらにウサギには発汗機能が無く、体温調節が苦手な生き物なので、部屋の温度は20度から22度ぐらいが最適。私は、常時冷房をかけ、長袖を着て過ごしています。

と、まだまだ注意事項はたくさんあるのですが、今回はここまで! そんなこんなで、まずはホーランドロップイヤーの男の子、けだまとズボラな私の共同生活が始まりました。果たして、私はけだまの世話をちゃんと出来るのでしょうか。次回も、楽しみにしていてくださいね。

先川知香:モータージャーナリストとして、全国各地を駆け回る干物系女子。8年前にウサギの「けだま」と出会い、今は2代目「まー様」と同居中。好きなものは、クルマとバイクと愛ウサギ。

まー様(けまり):ホーランドロップイヤー。ワガママで甘えん坊なツンデレ系女子。

《先川知香》

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