ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営するさとふるは、「さとふるクラウドファンディング」にて、地域を守る警察犬など使役犬の育成や、それを用いた人命救助や防犯活動を行う「市民を守る犬の會静岡」の活動を支援するため、10月23日より寄付受付を開始した。
「さとふるクラウドファンディング」は、ふるさと納税の仕組みを活用して、寄付金の使途に応じた事業を立ち上げ寄付を募る、クラウドファンディング型ふるさと納税サイト。
寄付者は「さとふるクラウドファンディング」上で具体的な寄付金の使途から寄付先を選択することができるほか、自治体への応援メッセージの投稿や、集まった寄付金額を随時確認することもできる。
静岡県静岡市の「市民を守る犬の會静岡」は、自らが育成した警察犬、救助犬、警護犬などの使役犬を用いた人命救助や防犯活動を行うほか、その指導者の育成を行っている。少子高齢化が進む現代社会において、高齢者の捜索や児童の登下校時の見守りなどでも需要は高まっているが、現在の活動費は全て同団体が負担している。
そこで静岡市は、地域の安全に貢献している同団体の活動を支援するため、同事業にて寄付を募集することにしたという。集まった寄付金は使役犬の育成とその指導者の育成など、同団体の活動に活用するとしている。
寄付の受付期間は10月23日から2021年2月26日までで、目標金額は60万円。(受付期間や募集金額は、変更の可能性あり。)
なお、同事業は、さとふると提携しているCAMPFIREが運営するクラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」からも寄付申し込みが可能となっている。