伊豆シャボテン動物公園(静岡県伊東市)は、11月21日から4月4日まで、同園の人気イベント「元祖カピバラの露天風呂」を開催する。
同園では、1966年からカピバラの飼育を開始。当時、国内ではとても珍しい動物だった。1982年の冬、飼育スタッフがお湯を使ってカピバラの展示場を掃除していたところ、湯だまりに足や尻を浸けてくつろぐカピバラたちの姿に気づき、偶然風呂好きなことを発見したという。
以来38年間、毎年「カピバラの露天風呂」を開催し、現在では“伊豆の冬の風物詩”として多くの人たちに親しまれている。毎年冬至の時期に開催する「カピバラのゆず湯」は、今から24年前の1996年に開始している。
今回のイベントでは、平日は13時半からの1日1回、土日祝日と冬休み・春休みの期間には、10時半からと13時半からの1日2回、カピバラたちが露天風呂に入る姿を観ることができる。土日祝日には、「だいだいの湯」「リンゴの湯」「バラの湯」など、湯船に花や果実など様々なものを浮かべる「変わり湯」も実施される。