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伊豆シャボテン動物公園でラマの赤ちゃんが誕生…一般公開中

伊豆シャボテン動物公園でラマの赤ちゃんが誕生
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伊豆シャボテン動物公園(静岡県伊東市)は、10月3日にラマの赤ちゃんが誕生したと発表した。

赤ちゃんは、体重約9kg、体長約100cmのメスで、母乳を飲みすくすくと育っているという。現在、ラマ展示場にて母親の「すだち」とともに、天候と体調を見ながら公開している。

ラマは、体長約120から225cm、肩高約109から119cm、体重約130から155kgでラクダ科に属しており、背中のこぶがないため、コブナシラクダと呼ばれている。耳は大きく、尾が短いのが特徴で、足の底は幅が狭く2本の指に分かれ、先端にひづめ状の爪がある。頸や四肢は細く長く、体毛は羊毛状で、体色は変化に富んでおり、白色、黒褐色、褐色または斑などが見られることがある。

性質は温厚だが、怒ると胃の中のものを吐き出し、相手にかけることがある。草食性で、他の草食動物が避けるようなトゲのある植物やひからびた植物、アルカリ性の強いアカザ科植物などを食べることもある。生まれてから20分ほどで起立し、2時間ほどで哺乳する。同園では、草食獣用ペレット、ヘイキューブ、牧草(チモシー)や青草などを給餌しているのだそう。

同園では他にも、クロカンガルー、リスザル、ショウガラゴなどの赤ちゃんが誕生しており、いずれも母親のおっぱいを飲んだり、仲間と一緒に過ごしたりと、すくすくと成長しているという。家族の仲睦まじい様子は、園内各所で見ることができるとのこと。

《鈴木まゆこ》

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