学研ホールディングスのグループ会社である学研プラスは、11月4日に絵本図鑑『学研の図鑑LIVEどうぶつブック すごいな、お母さん! どうぶつのおっぱいずかん』を刊行した。
「学研の図鑑LIVEどうぶつブック」シリーズ第3弾となる同書では、様々な動物のおっぱいに着目して動物の生態を紹介している。
例えば、数や形・位置について、ゾウとキリンを比較。ゾウのおっぱいは2つだが、キリンは4つ。ゾウが前脚の付け根にあるのに対して、キリンは後ろ脚の間にある。これは、動物の体型や暮らし、環境などに応じた、母親が飲ませやすく、赤ちゃんが飲みやすい仕組みになっていると考えられるという。
また、母乳の飲ませ方についても着目。人間のように、赤ちゃんを抱いておっぱいを飲ませる動物は少ないようで、同書ではゴリラとパンダを紹介。人間に近いゴリラだけでなく、パンダも人間と同じように赤ちゃんを抱いて授乳するということがわかる。
さらに、それぞれの動物のおっぱいの成分も紹介。母乳研究の第一人者、帯広畜産大学の浦島匡先生協力のもと、成分を円グラフにして掲載。動物によって成分が異なることがわかりやすく表されている。